【609 Studio】email newsletter 2024年11月5日 #1180  

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【609 Studio】email newsletter 2024年11月5日 #1180
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世界の話題、LAPIZ編集長のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。
購読無料!
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◆ 現代時評《国破れて山河あり》山梨良平
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國破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心 と続く。
杜甫と言う中国・唐時代の詩人が詠った「春望」と言う詩。今更この詩を解説し
ようとするわけではない。元の詩は「長安(国都)は崩壊してしまったが、山や
河は変わらず、城内(長安)では春が訪れ草木が青く茂っている。」と言うよう
な意味だそうだ。

ここで我が国のありように目を向けてみた。「一極集中」、「少子高齢化」、
「限界集落どころか消滅集落」そして「分断」。このような言葉が飛び交う日本
が現状だと言える。そして長い間、政府、経済界は見て見ぬふりをしてきた。新
幹線は敷設した。しかし経済的に弱者の地方都市は通過する。通過する町は新た
な「編成」で極端に本数が減ることになる。そしてその在来線はいつしか第三セ
クターに譲渡され、そして存続かバス運行かと攻められる。

こうしてみると地方は「国破れて山河あり」の状況になってしまっている。国は
唐ではないが「大都市に敗れてしまった」わけである。これが我が国の現状だ。
「一極集中」、「少子高齢化」、「限界集落どころか消滅集落」などなどほとん
どの地方に当てはまる状況を政府は一顧だにしない。これが「分断」だ。先の衆
議院選で自民党は敗れた。しかしそれは決して「限界集落化」した地方を救う事
にはならない。国民生活を「経済で考える」のはもうやめるべきだ。
これには中央の官僚の頭の切り替えが必要だが、東京に首都をおいている限りは
無理な話だと思う。

いい例が国鉄の民営化である。JR北海道、JR四国等弱小の会社の現状を見ればw
借ると思うがここにも一顧だにしない官僚の姿が垣間見える。郵政省の民営化も
そうなりつつある。地方にたった一つ残る金融機関・郵便局も民営化当初の売り
とは違っているように見受けられる。いずれも「採算」を重視するあまりの結果
だ。国民に不可欠のインフラを「採算」と言う考え方で進めると「国破れて山河
あり」となる。
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【出版案内】

新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)

27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY

出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇世界のニュース◇◇ 順不同
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【北朝鮮】

【写真】金与正、金正恩が歌うBLACKPINKロゼの「APT.」
https://japanese.joins.com/JArticle/325698

韓国国防当局 “北朝鮮 ICBM発射や核実験に踏み切る可能性も” | NHK | 韓国
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241030/k10014623821000.html

北朝鮮、派兵の見返りにロシアに戦術核などの技術要求の可能性 韓国国防相 C
NN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/world/35225554.html?tag=nl

南北間の緊張が市民間の溝を生む形に…横田めぐみさんの写真も載った北朝鮮へ
のビラ飛ばしが中止に 坡州市民と韓国拉致被害者団体が対立
https://www.fnn.jp/articles/-/780737

“北朝鮮の部隊 ロシア クルスク州配置を確認” NATO事務総長 | NHK | ウクラ
イナ情勢
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241028/k10014622341000.html

北朝鮮軍の特殊部隊1500人がなぜ世界の注目を集めるのか
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-10-23/SLSCGTT0AFB400

ウクライナ国連大使、安保理で「北朝鮮兵1万1000人が露東部で訓練」…派
兵問題で懸念の声相次ぐ : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/world/20241022-OYT1T50059/

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◇◇地方紙から(順不同)◇◇

毎週地方紙の記事を何本か紹介するコーナーです。

*Webむろみん
室蘭港を視察、海外クルーズ船関係者 寄港増へ意見交換も
https://www.muromin.jp/news.php?id=116457

*秋田魁新報
「話を聞かせてください」 由利本荘の中学生ら女性を救助
https://www.sakigake.jp/news/article/20241102AK0013/?ref=rank

*奈良新聞
ことわざ「元の黙阿弥」発祥の地、奈良県・小西さくら通り商店街で由来解説の
立て札設置
https://www.nara-np.co.jp/news/20241102211043.html

*長崎新聞
平和への誓い新たに 長崎・山里小で祈念式 「戦争は人の幸せを奪う残酷なも
の」 https://x.gd/ZHk2n

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【出版案内】

「光太 虹の国に行く」  いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著
中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機
に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
詳しくは https://x.gd/x39ud

文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
ページ数:164
発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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【出版案内】

片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”

アマゾンでも電子雑誌として販売中!  https://onl.bz/EVvmBhx

60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(600円)

お問合せ・ご注文はメールで。
michiokatayama*gmail.com  *→@に変えてください。

お名前、電話番号、郵送先など連絡先をお忘れなく。
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◇編集長から:片山通夫
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11月になってさわやかな季節がやってきた・・・と思ったら台風21号崩れの低
気圧が先週大雨をもたらした。長崎では線状降水帯、避難指示、新幹線は見合わ
せと被害をもたらした。気象庁も大忙しだ。いやそれよりも自治体の対応が大変。

どうも国民民主党の動きがややこしい。もうすでに公明党にかわって政権与党に
なったつもりか。

郵便料金が値上げされた。これを機会に「年賀状じまい」が加速するという。「生きてる証」はE-Mailで。

虚構新聞から。
「列島に執拗つきまとい 台風に接近禁止命令 桜島地裁 」
執拗なつきまとい行為によって日常生活が妨げられているとして鹿児島県民ら3
5人が接近禁止を求めた訴訟で、桜島地裁は25日、台風に対して日本の領土と
領海、および領海基線から200海里(約370キロメートル)以内への接近を
禁止する判決を言い渡した。MORE
https://kyoko-np.net/2024092601.html
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【609 Studio】email newsletter

発行日  2024年11月5日 #1180
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◇禁・無断転載◇
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現代時評《国破れて山河あり》山梨良平

杜甫像

【609studio】
國破山河在 城春草木深 感時花濺涙 恨別鳥驚心
 と続く。

杜甫と言う中国・唐時代の詩人が詠った「春望」と言う詩。今更この詩を解説しようとするわけではない。元の詩は「長安(国都)は崩壊してしまったが、山や河は変わらず、城内(長安)では春が訪れ草木が青く茂っている。」と言うような意味だそうだ。 “現代時評《国破れて山河あり》山梨良平” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その154《アビ漁》渡辺幸重

アビ漁の様子(「文化遺産オンライン」サイトより)

【 LapizOnline】アビはカラスやカモメより少し大きい海鳥で、冬になるとアラスカやシベリアから日本の北海道以南に飛来し、翌年の3~4月に帰っていく渡り鳥です。アビ科には種か亜種かはっきりしませんがアビ、オオハム、シロエリオオハム、ハシジロアビ、ハシグロアビの5種類があり、広島県には瀬戸内海に浮かぶ斎島(いつきじま:呉市豊浜町)周辺から県民の浜(同市蒲刈町)沖などにアビ、オオハム、シロエリオオハムが毎年12月ごろ渡来します。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その154《アビ漁》渡辺幸重” の続きを読む

11月の609studio

なまはげ・男鹿半島

最早11月。11月は霜月と言う。霜月は「旧暦の11月、だいたい現在の12月にあたり、霜が降りてくる時期であることからつけられた呼び名と考えられる。いよいよ本格的な冬です。充分お体に気を付けてお過ごしください。 “11月の609studio” の続きを読む

Once Upon a Time《浅沼委員長暗殺》片山通夫

 

デモの様子

【609studio】1960年(昭和35年)10月12日(水曜日)自民党・社会党・民社党3党首立会での演説中、17歳の右翼少年・山口二矢に刺殺された。その死を悼み暴力に抗議するデモが東京や大阪などで繰り広げられた。なお犯人はその場で逮捕された。

【609 Studio】email newsletter 2024年10月29日 #1179 

【609 Studio】email newsletter 2024年10月29日 #1179
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◆ 現代時評《国民の選択》片山通夫
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27日、2週間の選挙運動を終えた衆議院選挙の投開票が行われた。国民の選択は
自民公明両党に厳しい制裁を与えた。両党を足しても過半数に届かないという。
結果として自公両党にNOを突きつけたわけである。諸々の結果に対する論評は各紙や各局などが書いている、もしくは今後石破政権の向かおうとする方向を見ると、政権にとっては「いばらの道」だ。それは過半数を割ったというだけのことではない。

「禊(みそぎ)」と言う言葉がある。本来は「神道において、罪や穢れを水で洗
い清める宗教儀礼や行為」を指す。もともとは日本神話に出てくる「イザナミが
黄泉の国(よみのくに)へ行ってしまったので、夫であるイザナギが黄泉の国へ
会いに出かけたが時すでに遅くイザナミは見るも無残な姿になってしまっていた。
それを見たイザナギは黄泉の国から逃げ帰り、汚れた体を清めるための禊を行っ
た」という神話に出ている言葉である。

その禊を今回のように裏金問題で党を出ざるを得なかった候補者が選挙に勝利、
つまり当選したからと言って「禊は済んだ」とばかりに、大手を振って返り咲く
のは、少しどころか、おおいに違うと感じる。今回の場合、そもそも、共産党機
関紙「しんぶん赤旗」のスクープから始まった。そのうえ選挙期間中に自民党の
公認から漏れた候補者が所属していた党支部に2000万円もの資金を提供していた
ことが明るみに出た。国民にとっては「懲りない連中だな」としか思えない。裏
金が発覚してからの党の処分は甘かった。そのうえでの2000万円だ。

党の候補者は「有難迷惑」などと述べているが、その使途などに関しては明確で
はない。つまりこの問題が発覚した岸田政権時代から一貫して「甘い処分」に徹
してきた。それゆえ選挙に勝ったと言っても決して「禊」にはなりそうにない。

それが国民の今回の選挙の選択だと思う。
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◇現代時評plus《報道関係者への攻撃》片山通夫
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《イスラエル軍、報道関係者狙い空爆か レバノン情報相「戦争犯罪」》
AFPが10月25日に伝えた。
この空爆で3人の記者が亡くなったという。レバノンのジヤード・マカーリー(Z
iad Makary)情報相が言うように「意図的」だとすれば許しがたい。病院や学校
などを標的にするのと同様の戦争藩税だと思う。報道関係者を意図的に殺戮する
のは、明白な言論封殺であり、この場合封殺どころか「虐殺」だと言える。

思えば、旧約聖書の時代からナチスドイツに至るまで、抑圧、虐殺されるまでの
ユダヤ人の身の上に起こった出来事に「同情し支援してきた」大方の人々(無論
筆者も含む)の期待を裏切った暴挙だと言える。

我々はシオニズム(Zionism ) の結果、古代ローマ軍からパレスチナの地を追わ
れて以来、世界各地に離散・放浪していたユダヤ民族が、母国・パレスチナの地
への帰還をめざして起こした民族国家建設のための運動を見て1948年にようやく
米英などの国の支援の下パレスチナの地にイスラエル国家(ユダヤ人国家)を建
設したことを国家とhして認定した。

しかしいま、容赦ないイスラエルによるパレスチナ人殺戮や今回のジャーナリス
トたち18人が夜間に休憩するタイミングを狙って攻撃したことは許しがたい。イ
スラエルに都合の悪い報道がなされていた可能性がある。

ジャーナリストは黙ってはいないだろう。
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【出版案内】

新版 日本の島事典 単行本 2022/12/2
長嶋俊介 (著), 渡辺幸重 (著)

27年ぶりの改訂新版。収録島数、国内最多!日本の全容を総合知で集約した歴史
的大著?国土地理院地図情報をベースに有人島、人工島、無人島など約15,000島に加え、岩礁なども丹念に調べ上げ、島の現在を特定。
国境水域における国際関係が複雑化するなか、島国である日本の成り立ちと現状
を知ることのできる比類なき事典。 https://x.gd/i2TJY

出版社 三交社 (2022/12/2)
単行本 1600ページ
ISBN-10 4815540551
ISBN-13 978-4815540555
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◇◇世界のニュース◇◇ 順不同
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【東アジア】

*ロ下院、北朝鮮「戦略条約」批准 ウクライナ侵攻で軍事協力強化
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400918&g=int

*中国軍が台湾封鎖なら軍は「応急作戦」段階に=国防部長
(台北中央社)
中国人民解放軍が14日に台湾を取り囲む形で実施した軍事演習「連合利剣2024B」に関し、顧立雄(こりつゆう)国防部長(国防相)は23日の立法院(国会)外交・国防委員会で、中国共産党が台湾に対して国際法上の封鎖行為を実施した場合、国軍は「応急作戦段階」に入ると述べた。
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202410230004

*中国軍事演習/台湾周辺に中国の軍用機153機 1日当たりで過去最多 軍事演習
影響
https://japan.focustaiwan.tw/cross-strait/202410150001

*ロシア、北朝鮮との新同盟条約を批准…「合法的に見せかけた悪行」の道開か
れた
https://japanese.joins.com/JArticle/325384

*1人当たりGDP「韓国3万6132ドル・日本3万2859ドル」…今年も韓国が日本を上
回る IMF報告書
https://x.gd/6hXuN

*台湾の先住民集落で5年に1度の祭り 伝承に課題も関係者ら努力
https://japan.focustaiwan.tw/culture/202410240004

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◇◇地方紙から(順不同)◇◇

毎週地方紙の記事を何本か紹介するコーナーです。

*琉球新報
「オリンピックに出るので会社休みます」 嶺井家300人が大集合!96歳からベ
ビーまで 奥武島で五輪開催 【どローカルリポート】沖縄
: パリから遠く約1万キロ離れた南城市玉城の奥武島で13日、五輪の熱気をほ
うふつさせるスポーツ大会が開かれた。4年に一度、五輪の年に開催される「嶺
井藤八・ウシ記念オリンピック」。出場選手たちは故藤八さん、ウシさんの子孫たち嶺井一族総勢310人。最高齢は2人の三女のシゲさん96歳、最年
少は6世代目で「やしゃごの子(来孫)」にあたる0歳児だ。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-3575722.html

*琉球新報
客は数人、でもヤンバルクイナはいっぱい やんばる国立公園内にある愛
される売店
https://www.youtube.com/watch?v=GBEjsZTTl6I

*中日新聞
「同じ名前だから家族の絆が強くなるとか、違うから弱くなるとかはない」と
進まぬ選択的夫婦別姓の国会議論に夫妻の決断は…
https://www.chunichi.co.jp/article/976596?ref=top_mainnews_pc_list

*紀伊民放
昔ながらの風景再現 和歌山県田辺市で5年ぶり「わら塚」登場
https://www.agara.co.jp/article/425091

*佐賀新聞
わが家のエコ自慢コンテスト 最優秀賞に3人 環境配慮の取り組み「見える化」
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1344017

*高知新聞plus
外国人の防災意識向上へ 地元住民と避難訓練 土佐市宇佐町
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/797594

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【出版案内】

「光太 虹の国に行く」  いのしゅうじ(本名・井上脩身) 著
中学1年生の光太が同級生のケイ子とともに、1万匹のタマムシが引く飛行機
に乗って虹の国に行き、虹の国の子どもたちと冒険をする物語。
詳しくは https://x.gd/x39ud

文芸社 刊 ISBN:978-4-286-24684-0
定価:1,320円 (本体 1,200円)
判型:四六上
ページ数:164
発刊日:2023/11/15
ジャンル:童話
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【出版案内】

片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”

アマゾンでも電子雑誌として販売中!  https://onl.bz/EVvmBhx

60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年
代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルート
の重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟とな
ったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして
時代を映す日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。

全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 5000円(税込)+送料(430円)

お問合せ・ご注文はメールで。
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◇編集長から:片山通夫
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他国の地上部隊が戦闘地域に入るということは、この戦争の別の局面を迎えたと
いうことだ。一方中国も台湾を攻撃するチャンスを狙っている可能性がある。北
朝鮮はロシアの支援のもと、対米政策で韓国や日本を攻撃する姿勢を崩してはい
ない。
そろそろ我が国も「戦争の準備」をするのでなく、「戦争の回避」をするための
外交力をつけることが必要ではないか。如何にアメリカの支援をもってしても中
国・ロシアそれに北朝鮮と言う「核戦力」を相手には戦えまい。食料自給率の低
すぎる我が国の国土が戦場になると考えると・・・。
戦争を回避する努力を各国に積極的に働きかける努力をして、第三次世界大戦は
「日本が未然に防いだ」と歴史に残したいものだ。

来週は11月、霜月である。冬の訪れを感じる頃である。
直接的には霜がおりてくる頃のことを指すらしい。

霜月の 朔(ついたち)何か ありさうで  佐藤鬼房

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【609 Studio】email newsletter

発行日  2024年10月29日 #1179
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現代時評《国民の選択》片山通夫

【609studio】27日、2週間の選挙運動を終えた衆議院選挙の投開票が行われた。国民の選択は自民公明両党に厳しい制裁を加えた。両党を足しても過半数に届かないという。結果として自公両党にNOを突きつけたわけである。諸々の結果に対する論評は各紙や各局などが書いている、もしくは今後石破政権の向かおうとする方向を見ると、政権にとっては「いばらの道」だ。それは過半数を割ったというだけのことではない。 “現代時評《国民の選択》片山通夫” の続きを読む