Profile & books

1944年、大阪生れ フォトジャーナリスト
1990-93年、社会主義の崩壊と民主化の中の東ヨーロッパ取材
1999年第二次大戦中日本によりサハリン(旧華太)に残留を余儀なくされた朝鮮人問題に関心を持ち、彼らとその留守家族の歴史と現状を取材。

 

 

写真展
91,92,2000年、韓国
91、92年、ドイツ
92年、ブルガリア
96,97年、フランス
2004年10月モスクワ・ナショナルハウス
2004年12月ユジノサハリンスク・州立郷土博物館
2005年4-5月立命館大学国際平和ミュージアム
2005年6月和光大学
2005年8月大阪・ドーンセンター
2005年11月ー2006年1月北海道立文学館
2009年6-7月 サハリン州立美術館
2017年11月 札幌紀伊國屋書店ギャラリー
その他、国内で多数

写真集・著書
「Image Of Saints」91年刊
「セピア色の世界」96年刊
「北の大地に生きる」96年刊

「サハリン物語」2001年刊

2001年刊苦難の人生をたどった朝鮮人たちの証言
日本人は墓も帰国した-。サハリンに残る戦争の傷跡は、21世紀の今も告発を続けている。戦後、サハリンに取り残された朝鮮人の悲痛な声を丹念に取材した証言集。日韓両国の真の友好を問うサハリン韓人の物語。

写真集「サハリン」2005年刊

​「追跡!あるサハリン残留朝鮮人の生涯」2010年刊

日本統治下の朝鮮半島から樺太の炭坑への出稼ぎを余儀なくされた主人公は、やっと家族と暮らせるようになった樺太から「急速転換」で九州へ移送される。掘進夫としてわき目もふらず働くなか日本は敗戦。予想外の事態に直面した主人公は、ともに九州の炭坑で働いていた長男を朝鮮半島の故郷に帰し、戦後の混乱のなかを仲間と樺太へ向かう。「逆密航」を経てやっと家族と再会した主人公は、戦後のサハリンで世を去る。

​写真集「サハリン逍遥」2017年刊

サハリン在住コリアンの取材で15年間島に通った写真家が自然や人びとの暮らしをおりにふれ撮りためた素顔のサハリン。 かつての日露国境の島・樺太の長い冬と短い夏、そして歴史を感じさせるモノクロ約100カット。
さりげないアプローチでとらえた被写体にユーモラスな文章をそえて。

Photo diary《高岡山 瑞龍寺》001

富山県高岡市は鋳物で有名だ。その高岡の開祖は、加賀前田家の2代当主だった前田利長であり、彼の菩提寺としても有名なのが高岡山 瑞龍寺である。この寺院は3代当主前田利常公によって造営に20年もの歳月を費やされたという。

現代時評plus《紛争をあおるのか?それとも・・・》片山通夫

米国CNNから仰天のニュースが週末近い木曜日に届いた。

《エルサレムの「首都」承認、6日に発表 トランプ米大統領⇒米国のトランプ大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都と承認し、国務省に対してテルアビブにある大使館をエルサレムに移転する指示を出すことが分かった。政権高官が明らかにした。》
“現代時評plus《紛争をあおるのか?それとも・・・》片山通夫” の続きを読む