◇現代時評plus《旧統一教会問題 その3》山梨良平

日本の政権与党である自民党と統一教会との関係は亡くなった安倍晋三の祖父で同じ元首相の岸信介までさかのぼる。岸信介の略歴を見ると、旧満州国総務庁副部長、商工大臣(第24代)、衆議院議員(9期)、自由民主党幹事長(初代)、自由民主党総裁 (第3代) 、外務大臣(第86・87代)、内閣総理大臣臨時代理、皇學館大学総長 (第2代) などを歴任。戦後は国民に秘密裏にCIAエージェントとしても活動。 (ウイキペディア)

岸はおそらくその優秀な頭脳を買われて戦犯として収容されていた巣鴨プリズンから、米CIAのエージェントとして出された。当時ソ連の共産主義がアメリカなど自由主義と対立し所謂戦後の冷戦時代に入っていた。 “◇現代時評plus《旧統一教会問題 その3》山梨良平” の続きを読む

現代時評plus《8月15日に思う。「まさかカルトに侵された日本」》片山通夫

インターネットから

第二次岸田内閣が発足した。報道の通り統一教会に世話になったり、献金をもらったりした閣僚をはじめ、親交のあった議員も数多いた。
参照:第2次岸田改造内閣 7閣僚 旧統一教会との関係明らかに 

中には「入閣できるなら」とだんまりを決め込んで、入閣が決まった後、自白(?)した閣僚もいたとか…。 “現代時評plus《8月15日に思う。「まさかカルトに侵された日本」》片山通夫” の続きを読む

◇現代時評plus《旧統一教会問題 その2》山梨良平

安倍晋三元首相の悲劇的な死によって再び注目を集めた統一教会。この宗教団体の影響力が程度の差こそあれ、日本の権力層に及んでいるというニュースが日本国内で増えている。スプートニクは韓国の専門家に取材し、統一教会の戦略、権力層への潜入法、日本など近隣諸国での活動状況について尋ねた。

スプートニク:ロシアの通信社。2014年11月10日に設立され、RIAノーボスチとロシアの声に代わってロシア国外での展開を担っている。ロシア政府系メディアであるロシアの今日の傘下にある。
https://jp.sputniknews.com/
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◇現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平

ここ数年、特に安倍政権の間、官界はもとより政界に吹き荒れていた「安倍旋風」が同氏の死亡以降、徐々にではあるが風向きが変わってきたように思える。言ってみれば「吹き返し」である。ここでいう「吹き返し」は無論安倍氏の死亡に伴う風向きの変化だ。特徴的なのは東京地検特捜部が東京五輪組織委清算法人をはじめ、高橋治之元理事の自宅、電通、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲)氏(83)の自宅などに家宅捜索を始めた事があげられる。素直に考えればなぜこのタイミングで?と思えるのだが、これも「吹き返し」の一つなのだろう。 “◇現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平” の続きを読む

現代時評《夏の思いで》片山通夫

小さな漁港が和歌山県にあった。加太港と言った。ある夏、隣接する海水浴場で民泊したことがあった。時期は定かではないが、「南国土佐を後にして」と言う歌が街中を席巻していた。最もボクはかなり後でないと、はやり歌は知らなかった。なにはともあれ、加太の民宿の前にあった岸壁は漁船の溜まり場だった。そして夕日が沈む頃の岸壁は近所の夕涼みの人々が集う場所だった。そんな時あの歌が聞こえてきた。きれいな声で何人かで歌っていた。聞くともなく聞いていたら、歌詞に「薩摩おろしがそよそよと・・・」とあった。 “現代時評《夏の思いで》片山通夫” の続きを読む

現代時評《鉄道輸送の危うさ》片山通夫

ウクライナ危機、鉄道が支える「避難と物資輸送」 欧州各国、避難民輸送に「運賃無料」や車両提供

本年6月に防衛省が「自衛隊における鉄道輸送」と言う報告書を出した。
ウクライナの戦線で隣国ポーランド等からの武器弾薬は無論、首都キーウを訪れる西側の要人をはじめ、ポーランドへ脱出するウクライナの人々を輸送する鉄路の重要性に眼を向けた。
詳しくはこちら https://is.gd/YxUpZs

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現代時評plus《旧統一教会問題 その3》山梨良平

安倍氏はある意味、偉大な政治家だった。死して、カルト宗教である旧統一教会と自民党をはじめとする政治家に食い込んでいる実態を明らかにした。
通常の死亡ならこうはならなかった。旧統一教会との関係も表には出なかったはずである。政府も閣議で「国葬」をと急いで決定しなかっただろう。「国葬」で世論の方向を曲げることも、抑え込もうともする必要がなかったはずである。ところが犯人が当該宗教に「家族をバラバラにされた」と言う動機でその広告塔であった安倍氏を殺害した。その当該宗教がカルトであったことが、不幸の始まりだったわけである。偉大な政治家はかくして政界の闇を表に引きずりだしたことになる。 “現代時評plus《旧統一教会問題 その3》山梨良平” の続きを読む

現代時評plus《旧統一教会問題 その2》山梨良平

国葬だそうである。国葬は法的な規定は現在ない。ところが1967年(昭和42年)10月31日に吉田茂氏は従一位大勲位 内閣総理大臣として「国葬儀」が執り行われた。この時もやはり法的根拠はなかった。では安倍氏の国葬を執り行う理由は何か?また執り行うと誰が得をするか?を検証したい。
まず決まった経緯などは「弁護士山中理司のブログ」に詳しいのでそちらを参照していただきたい。 ブログへ
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現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平

ここ数年、特に安倍政権の間、官界はもとより政界に吹き荒れていた「安倍旋風」が同氏の死亡以降、徐々にではあるが風向きが変わってきたように思える。言ってみれば「吹き返し」である。ここでいう「吹き返し」は無論安倍氏の死亡に伴う風向きの変化だ。
特徴的なのは東京地検特捜部が東京五輪組織委清算法人をはじめ、高橋治之元理事の自宅、電通、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲)氏(83)の自宅などに家宅捜索を始めた事があげられる。素直に考えればなぜこのタイミングで?と思えるのだが、これも「吹き返し」の一つなのだろう。 “現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平” の続きを読む

◇現代時評《安倍元首相襲撃容疑者の心を読む》井上脩身

街頭演説中の安倍晋三元首相が手製銃で暗殺された事件で、容疑者が宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の最高幹部に強い恨みを持っていたことがこれまでの捜査で判明。さらに安倍氏を狙った理由について、容疑者は安倍氏が同教団に近い関係にあると思ったから、と供述しているという。だが、これだけの動機で銃の引き金を引いたとは思えない。容疑者はなぜ同教団の教祖的存在である最高幹部に代えて安倍氏殺害に至ったのか。容疑者には、安倍氏がカリス性をおびた政治的教祖に見えたからではないのだろうか。この事件の解明のカギは「教祖」だと私は考える。 “◇現代時評《安倍元首相襲撃容疑者の心を読む》井上脩身” の続きを読む