【609studio】任期満了に伴う東京都知事選のおもな候補者が出そろった。と言っても現職小池氏、立憲民主党の蓮舫氏、そして元航空幕僚長の田母神氏が都知事選立候補を明らかにした。焦点は現職で知名度抜群の小池氏か蓮舫氏かと言うところだろう。
このところ週刊誌などで盛んに報じられているのは、小池氏の学歴詐称問題。簡単に言うと「カイロ大学を首席(後に訂正?)で卒業した」と同大学の卒業証書まで開示した。
お詫びと訂正:6月7日時点では小池知事が都知事選に出馬するという意思表示はされておりません。すでにされているように読み取れるかもしれません。お詫びして訂正いたします。(Lapiz編集部)
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現代時評《人民不在の国民限定憲法》井上脩身
【609studio】憲法記念日の3日、各地で憲法を考える集会が開かれた。護憲派は「憲法9条が骨抜きにされている」と危機感を募らせ、改憲派は「改正のための世論づくりを」と訴える。こうした相も変わらぬ報道にうんざりきみの私の頭をガーンとたたく記事にであった。現憲法の大原則は「国民主権」であるが、アメリカ合衆国憲法でもドイツ基本法でも、登場するのは「人」であって、「国民」ではないというのだ。私は「憲法は国民のためのもの」と信じて疑わなかった。そうではなく、「憲法は人のためのもの」であるならば、日本国籍のない人にも憲法の人権規定が及ぶはずだ。政府は第9条を拡大に次ぐ拡大解釈をしてきた。ならば「国民主権」を「人民主権」と解釈しても何ら問題はあるまい。いま難民受け入れ申請者や外国人労働者が急増している。「国民限定憲法」の殻を破り、「開かれた憲法」へと柔軟に対応していかなければ、わが国は早晩、諸外国からソッポを向かれるであろう。 “現代時評《人民不在の国民限定憲法》井上脩身” の続きを読む
現代時評《井の中の蛙》片山通夫
【609studio】少し前(24/5/3)に「国境なき記者団(本部パリ)」が報道自由度のランキングを発表した。対象の国・地域180カ国のうち日本は昨年から二つ順位を下げて70位、先進7カ国(G7)で最下位だった。 “現代時評《井の中の蛙》片山通夫” の続きを読む
《夏号は6月1日から》編集室
お知らせ 《1》
「Lapiz Online」夏号は6月1日から順次掲載いたします。
ページを統合した関係で本文先頭に
609studio
Lapiz Online
と「識別」の為の名前を付けます。
お知らせ 《2》
従前よりお知らせいたしておりましたように
Lapiz Onlineのサイトはサーバーもろとも、この夏に終了いたします。バックアップを必要とされる方は6月末までにバックアップを終了させていただきますようお願いいたします。
現代時評《黙っていては何も変わらない》山梨良平
環境省職員が水俣病被害者側の発言中にマイクの音を切った問題。患者側や野党議員の発言が相次ぎ環境省は大臣以下現地熊本で謝罪するに至った。これ自身はとんでもないことで、せっかく作り上げた信頼関係を一瞬にして台なしにした。
【参考記事】 https://mainichi.jp/articles/20240508/k00/00m/040/269000c “現代時評《黙っていては何も変わらない》山梨良平” の続きを読む
新聞スクラップ《薬草でけがを治癒するオランウータン・・・》片山通夫
【バンコクAFP=時事】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。
⇒3歳児より?・・・MORE “新聞スクラップ《薬草でけがを治癒するオランウータン・・・》片山通夫” の続きを読む
新聞スクラップ《環境省、マイク音切った・・・》片山通夫
水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談の場で被害者側の発言が制止された問題で、環境省は7日、団体側の発言中に持ち時間の3分を経過したため、発言者2人のマイクの音を切ったと認めた。水俣病対策を担当する特殊疾病対策室長が8日に被害者側に謝罪する方針を明らかにした。伊藤環境相から謝罪の指示があったという。
⇒公僕の名は死んだ。一体何様?
共同通信
https://www.47news.jp/10890074.html
現代時評《アルジャジーラに花束を!》片山通夫
アルジャジーラがイスラエル国内から追放されたというニュースが流れた。時事通信(2024年05月05日配信)によると「イスラエル政府は5日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの国内での活動停止を全会一致で閣議決定した」と言うことらしい。
馬鹿なことをしたものだ。勿論イスラエル政府のこと。そんなことをしても当然のことながらアルジャジーラは「ガザ内に残り、イスラエルの大量殺害を非難する数少ないメディアだ」となるだけだ。 “現代時評《アルジャジーラに花束を!》片山通夫” の続きを読む
現代時評plus【国民の生命と財産を守れ】山梨良平
安倍政権以来10年余りの間、自民党政権はあらゆる問題を先送りしてきた。いやもっと言えば、必要な政策を手をこまぬいていた。その間、政治は、自民党の政治家たちは身を肥やすことに血道をあげてきたように見受けられる。 “現代時評plus【国民の生命と財産を守れ】山梨良平” の続きを読む
SDGs 初夏《皐月(さつき)》片山通夫
和名は早月(さつき)。 早苗(さなえ)を植える月。 水の月(「無」は「の」を意味する)で、田に水を引く月の意と言われる。 木々の葉落ち月(はおちづき)などなど豊かな表現の中に初夏の喜びが感じられる月。
芭蕉は 五月雨を集めてはやし最上川 と詠んだ。 “SDGs 初夏《皐月(さつき)》片山通夫” の続きを読む