【609 Studio】email newsletter >  2021年10月13日 号外

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◇緊迫する台湾海峡とその周辺
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にわかに台湾をめぐる情勢が緊迫してきた。関連するニュースを拾ってみた。
⇒台湾海峡 https://bit.ly/3BhDCZk

中央社・フォーカス台湾(台湾ニュースチャンネル)https://japan.cna.com.tw/

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現代時評《突っ込みどころが多すぎ・・・》山梨良平

茶番が終わった。自民党総裁選のことである。ここでいう茶番とは岸田新総裁の言を指す。
曰く「我が国は民主主義の危機にある。こうした強い危機感を感じ、我が身を省みず誰よりも早く立候補を表明した」、「私たちは生まれ変わった自民党をしっかりと国民に示し、支持を訴えていかなければならない」
これは新総裁選出後の自民党両院議員総会での挨拶である。 “現代時評《突っ込みどころが多すぎ・・・》山梨良平” の続きを読む

現代時評《安倍チルドレンの総裁選》井上脩身

アベチルは迷い迷って東西

自民党総裁選は29日に投票され、次期総裁が決まる。その情勢報道に接して私が詠んだのが冒頭の川柳である。アベチルは安倍チルドレン、東は河野太郎氏(神奈川15区=平塚市など)、西は高市早苗氏(奈良2区=大和郡山市など)を指す。私は安倍チルドレンの動向がこの総裁選の勝敗を決すると考えている。もし彼らの多くが西を向くならば、安倍政治が引き続き継承され、安倍晋三氏は政権を陰で差配するドンになるであろう。東を向くなら、安倍政治への決別とまでいかないまでも、安倍氏の影響力が弱まることが予想される。 “現代時評《安倍チルドレンの総裁選》井上脩身” の続きを読む

現代時評《アジア大変!》片山通夫

地球温暖化や異常気象に関してはここでは書かない。アメリカが同時多発テロ以降、アフガンで「テロ対策」と称して戦争を初めて20年。このほど米軍はアフガンから撤退した。周知のようにアフガンはタリバンが政権をとった。西側諸国はイスラム原理主義のタリバンが、特に女性の人権などにどの様な政策をとるか注意深く見つめている。 “現代時評《アジア大変!》片山通夫” の続きを読む

現代時評《安倍氏ら党重鎮の総裁選への魂胆》井上脩身

墜落か再上昇かANA

最初に断っておくが、全日空のことではない。1971年の雫石事故以来、全日空機の墜落事故は起きていないのだ。ここでいうANAは安倍晋三、麻生太郎、二階俊博の自民党を牛耳る3氏である。菅義偉首相が3日、同党総裁選不出馬を表明して以来、総裁選立候補予定者の支持票集めが水面下で活発化、情勢は混とんとしている。こうしたなか、同党若手・中堅議員有志が7日、「派閥にとらわれない自由投票を」との意思表明をした。私は新聞でこの報道に接し、冒頭の川柳句が浮かんだ。今度の総裁選がANA3氏のもくろみ通りに進むかどうか。この国のこれからの政治の行方を左右する重大な局面である。 “現代時評《安倍氏ら党重鎮の総裁選への魂胆》井上脩身” の続きを読む

現代時評plus《次の首相に望むこと》片山通夫

菅首相が「自民総裁選に不出馬」という衝撃的な、しかし考えれば当たりまえのことが一日か二日ほどで収まって、自民党内は勿論、マスコミや国民の眼は自民党の総裁選に一気に眼が注がれているが少し待ってほしい。安倍政権で内閣官房長官を永らく勤め、一年前に総理に就任し、60%以上の支持率を誇った菅内閣だったが、たった一年で「たたき上げ首相」は頓挫した。なぜなのかを安倍、菅政権を通して真摯に振り返ることから次期総裁に誰が「選ばれるか」ではなく「誰がふさわしいか」を考えなくては、みんなの日本の将来はコロナに脅かされて、それこそ頓挫してしまうと思う。 “現代時評plus《次の首相に望むこと》片山通夫” の続きを読む

◇現代時評《国の品格》山梨良平

コロナの蔓延が半端ない状況だ。オリンピックの、パラリンピックの影響なのかもしれない。我々国民の気のゆるみも大きいと思う。なにしろオリンピックやパラリンピックというお祭り騒ぎもあって。

そんな9月が始まった。マスコミは「岸田氏の総裁選出馬」だの「自民党役員任期がどうの」だとか、「幹事長交代交渉」だのと姦しい。(しかしこの「姦」という漢字も意味も女性差別になりそう!)
挙句の果てに菅首相では衆議院選は戦えないとか言い出す輩、それも自民党議員の中から出ている。 “◇現代時評《国の品格》山梨良平” の続きを読む

現代時評《アフガン》片山通夫

 アフガンが大変なことになっている。米軍のアフガンからの撤退でタリバンが制圧した。タリバンも穏健派がいるようで、なんとなく平和裏に権限移譲されて、以前のように女性に対する圧政的で差別的な事態から抜け出て西欧の規範をアフガンにもたらすような印象を与えた。「アフガン報道官」は中東カタールのテレビ局アル・ジャジーラに「戦争は終結した」と述べ、15日の英BBCの電話インタビューに対しては、「数日のうちに平和的な権力の移行を望む」と述べ、崩壊したアフガン政権や外国軍部隊の協力者に対して「報復はない」とも明言した。 “現代時評《アフガン》片山通夫” の続きを読む

現代時評《コロナ無策政府によって失われる命》井上脩身

私の手帳の5月10日の余白に「L452R」「HLA-A24」の記載がある。L452Rは新型コロナウイルスのデルタ株、HLA-A24は白血球の型のひとつ。デルタ株はこの型の白血球をすり抜ける能力がある、という意味である。ネットにアップされた研究報告に、「日本人の6割がこの型の白血球を保有している」と記されているのに目が留まり、2~3カ月後に日本で大流行すると直感、メモしておいたのだ。 “現代時評《コロナ無策政府によって失われる命》井上脩身” の続きを読む