現代時評plus《電話のない生活》片山通夫

電話と言ってもいわゆるスマホの事。何十年も携帯電話と付き合ってきた。国内にいても、どこか遠くの国にいても、まずその国のSIMカードを手に入れることを第一にしていた。ロシア(サハリンが主だったが)へ行くことが年に2・3回と言う時期が続いた頃は、ロシアの電話機を買ったこともあった。その方が簡単で安く上がったからだ。 “現代時評plus《電話のない生活》片山通夫” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重

祇園祭はも道中(「京都ガイド」サイトより)

京料理で魚と言えば鱧(はも)。祇園祭では「はも道中」があり、祇園祭そのものが「はも祭」と呼ばれるほどハモ料理は京都に欠かせない存在です。はも道中は八坂神社から四条通をハモなどが入った木桶を下げた行列が練り歩き、その後八坂神社にハモが奉納されます。これは古代に御食国(みけつくに)と呼ばれた淡路島から宮中にハモを献上した歴史に由来しています。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その164《はも道中》渡辺幸重” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その163《無人島化政策》渡辺幸重

グラフ「年代ごとの無人化島の発生数」(須山聡)

私は若い頃「人口が少なく生産性の低い小さな島は無人にしたほうがよい」という話を聞いていたので調べてみたところ、1964(昭和39)年に日本政府の全国離島審議会小委員会から「『小島の大島への移住』に関する意見書」が出ていました。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その163《無人島化政策》渡辺幸重” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その162《マングース根絶宣言》渡辺幸重

「マングース根絶宣言」を伝えるニュース番組(朝日新聞デジタル)

2024(令和6)年9月3日、環境省から「奄美大島における特定外来生物フイリマングースの根絶の宣言について」という発表がありました。そこで出されたのが「奄美大島におけるマングース根絶宣言」です。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その162《マングース根絶宣言》渡辺幸重” の続きを読む

現代時評plus《自己責任?》山梨良平

世界のあちこちで大地震が頻発している。さきのミャンマーなどの話だ。1000キロメートル離れたバンコクでも工事中のビルが崩壊した。一方我が国の南海トラフの危険性を政府の作業部会が先月31日発表した。南海トラフの被害想定は、「甚大なまま・・・しかし地道な準備で死者はもっと減らせる。必要なのは正しく恐れることだ」と発表した。発生した場合、最大で29万8000人が死亡し、経済的な被害は270兆円に上ると想定した。 “現代時評plus《自己責任?》山梨良平” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年4月1日   No.1201

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【609 Studio】email newsletter 2025年4月1日   No.1201
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◆現代時評《解散命令の及ぶ先》片山通夫
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「解散するとか、解散しないとか、それは法人のことです。教団が解散すること
はないのです」旧統一教会の田中富広会長談(毎日新聞2025/3/25付) “【609 Studio】email newsletter 2025年4月1日   No.1201” の続きを読む