monolog《俺のレンズにゃ味がある。004》片山通夫

ズミタール50ミリf2 T-MAX400→800

つまりこれはフィルム時代の話だった。それからボクは50ミリと言うレンズに惚れた。簡単に言うと、使い方によっては広角にも、中望遠のように使えることに気づいた。絞りも開けばバックはボケるし、絞ればそこそこ広角レンズのように表現できた。それにはf2という明るいレンズだったから。所でズミタールと言うレンズは余り値段の高いレンズではない。なぜか知らんけど‥‥。ズミクロンなど車が買えるほどの値段だった記憶がある。車にもいろいろあるけど。さてそんなズミタールだがとてもよく写る。ある夏、徳島の阿波踊りを撮りに出かけた。ズミタールを持って。
作例をあげる。見てわかるようにまともに逆光。ISO800 T-MAX400。f2。

俺のレンズにゃ味があるのだ。(完)

monolog《俺のレンズにゃ味がある。003》片山通夫

leica 3f

つまり色々不満だったわけだ。Nikon Fには。それでもFからF3に移り、FMで落ち着いた。そのころ、ちょこっとスポーツ写真も撮っていたので、一眼レフは必須アイテムだったこともある。レンズはNikkorと当時安かった、コムラーというレンズメーカーの135ミリf3.5という変哲もないレンズを買った。無論中古品で。当時はそれが一番長いレンズだった。スポーツ写真を撮ることになって、もう少し長いレンズが必要になったので、200ミリf4のNokkorを手に入れた。頼み込んでコムラーを下取りに。今から考えると、よくあの時とってくれたなと思う。 “monolog《俺のレンズにゃ味がある。003》片山通夫” の続きを読む

現代時評plus《8月15日に思う。「まさかカルトに侵された日本」》片山通夫

インターネットから

第二次岸田内閣が発足した。報道の通り統一教会に世話になったり、献金をもらったりした閣僚をはじめ、親交のあった議員も数多いた。
参照:第2次岸田改造内閣 7閣僚 旧統一教会との関係明らかに 

中には「入閣できるなら」とだんまりを決め込んで、入閣が決まった後、自白(?)した閣僚もいたとか…。 “現代時評plus《8月15日に思う。「まさかカルトに侵された日本」》片山通夫” の続きを読む

暑中お見舞い申し上げます。

美しかった頃のキーウ。川はドニプロ川。

暑い毎日が続いております。また北日本では激しい雨に悩まされているようです。相変わらずコロナは我々の生活を脅かし、世の中は旧統一教会と政界の癒着で見苦しい様相を我々にみせております。一方海外に目を向けると、中国は台湾を脅かし、ロシアはもう何か月もウクライナを侵攻しています。
暑苦しい話題ばかりですが、負けずに乗り越えたいと思います。お体を大切にお過ごしください。ご挨拶まで。

 

現代時評《夏の思いで》片山通夫

小さな漁港が和歌山県にあった。加太港と言った。ある夏、隣接する海水浴場で民泊したことがあった。時期は定かではないが、「南国土佐を後にして」と言う歌が街中を席巻していた。最もボクはかなり後でないと、はやり歌は知らなかった。なにはともあれ、加太の民宿の前にあった岸壁は漁船の溜まり場だった。そして夕日が沈む頃の岸壁は近所の夕涼みの人々が集う場所だった。そんな時あの歌が聞こえてきた。きれいな声で何人かで歌っていた。聞くともなく聞いていたら、歌詞に「薩摩おろしがそよそよと・・・」とあった。 “現代時評《夏の思いで》片山通夫” の続きを読む

monolog《俺のレンズにゃ味がある 001》片山通夫

NikonS3 1958年に発売

レンズとはここではカメラのレンズのことを言う。古いカメラはボクが手にするものは、概して使い物にならない。蛇腹が付いているカメラはたいていその蛇腹の折り目に隙間が空いていて光線漏れを起こす。蛇腹が付いていないカメラはフィルムを出し入れする裏ブタから光線漏れが。おまけにヘリコイドが固くて動かない場合もありピントを合わせるのに苦労する。そんなこんなで古いカメラは選ぶのがたいへんむずかしい。
おまけにレンズもガラスが曇っていたり、カビがあったりしていずれにしても「撮ってみなければわからない」という難しさがある。 “monolog《俺のレンズにゃ味がある 001》片山通夫” の続きを読む

現代時評《鉄道輸送の危うさ》片山通夫

ウクライナ危機、鉄道が支える「避難と物資輸送」 欧州各国、避難民輸送に「運賃無料」や車両提供

本年6月に防衛省が「自衛隊における鉄道輸送」と言う報告書を出した。
ウクライナの戦線で隣国ポーランド等からの武器弾薬は無論、首都キーウを訪れる西側の要人をはじめ、ポーランドへ脱出するウクライナの人々を輸送する鉄路の重要性に眼を向けた。
詳しくはこちら https://is.gd/YxUpZs

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7月31日(旧暦 7月3日)

 

インターネットから借りました。

夏休み真っ盛り。日曜日とあって花火大会が各地で盛んなようだ。
夏休みになると思い出すのが、筆者は子供の頃、いわゆる絵日記なるものを書かされた。毎日である。これはとても無理だと観念してある年「日付と天気」を先に書き入れて、近所の田んぼからオタマジャクシを数匹採って飼ってみた。何日かは所謂観察日記的なものを書いた。しかしオタマジャクシはカエルになる。なったカエルはおとなしく小さな水槽にはいなくて飛び出したようである朝見ていると水槽は空っぽ。

3日ほど「いなくなった」、「帰ってくるかな?」、「帰ってこないので絵日記はおしまい」と書き入れた。8月の絵日記は真っ白。私は真っ青。

・・・。

 

現代時評《参議院選を控えて》片山通夫

ウクライナ侵攻

10日が参議院選の投票日。自公および維新など憲法改正派ともいうべき政党は今の国際情勢を「利用」して勝利を目指している。北朝鮮の核脅威、中国の台湾政策、ロシアのウクライナ侵攻などきな臭いどころではない状況で危険をあおっている。例えば筆者が知った限りでは北朝鮮のミサイルや核実験などに「厳重」な「抗議」は、従来指摘されているように、北京の北朝鮮大使館に、北京の日本大使館から、ファクスにより抗議文を送付》するにとどまっているようだ。
片やミサイルをぶっぱなし、今一方は「ファックスで抗議」というバランスの悪さに恐れ入る。
以上を踏まえて参議院選のポイントを考えてみた。 “現代時評《参議院選を控えて》片山通夫” の続きを読む