今年、1月11日号の当メールマガジンに「近頃巷で流行るもの」というタイトルの現代時評が掲載された。
興味ある方はこちらへ⇒ https://is.gd/361iMG
・・・で、筆者も!と思うこと、感じることを書いてみようと・・・。 “現代時評《近頃巷で流行るもの パート2》山梨良平” の続きを読む
Lapiz Online & 片山通夫公式サイト photo:24の瞳映画村
今年、1月11日号の当メールマガジンに「近頃巷で流行るもの」というタイトルの現代時評が掲載された。
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・・・で、筆者も!と思うこと、感じることを書いてみようと・・・。 “現代時評《近頃巷で流行るもの パート2》山梨良平” の続きを読む
いささか古い記事だが1月4日、共同通信がイスラマバードからのニュースとして次のように伝えた。
《「タリバン、自爆攻撃部隊編成へ 国軍内に、過激派対策」か》
この記事を読んで私は「先の戦争(いやな表現だ)」での特攻隊員を描いた映画「ホタル」を思い出した。この映画は当時日本の植民地だった朝鮮半島の若者が特攻隊員として帰ってこなかったところから物語は始まる。ここで映画のストーリーを書くことは出来ないが、朝鮮の若者が「決して望んで」特攻隊に志願したわけではないことを強く感じた。
オミクロン株の出現により、国内の新型コロナ感染は1月になって爆発的に激増、昨年8~9月の第5波をはるかに上回る危機的状況を呈している。欧米を中心に世界的に感染が広がるなか、政府は外国からの入国者に対するPCR検査の徹底など水際対策を強化したが、沖縄の米軍基地からコロナウイルスが漏れだし、沖縄県内に感染がまん延。年末年始の観光シーズンの到来とともに全国に広がったとみられる。「日米地位協定」によって米軍基地が日本政府の手の届かない治外法権の鉄の壁で囲まれている結果、水際対策が機能しなかったのである。日米地位協定はわが国にとって不平等な取り決めであるにとどまらず、国民の健康を損なう″反安全協定″であることが明らかになった。 “現代時評《″反安全″日米地位協定》井上脩身” の続きを読む
こんなニュースが今日流れだした。《バイデン氏、プーチン氏は「ウクライナ侵攻するだろう」 西側試せば「高い代償」》、
《ロシア軍10万人が集結「ウクライナ侵攻」前夜か CIA元副長官が予測する3つのシナリオ ―“台湾有事”との共通点―》
ウクライナを巡るロシアと西側の対立は年が明けてますます激しくなってきた。
国際社会は同時に
台湾に対する威嚇を続け、そして国際社会は南アジアへ進出する中国に対する対応も迫られている。 “現代時評plus「終末時計の針を戻せ!」片山通夫” の続きを読む
国は国民を守るか?この基本的な質問に政治家はどの様に応えるのだろうか。今沖縄をはじめ岩国の米軍基地を抱える街ではコロナの惨禍にさらされているといっても過言ではない。
沖縄を例にとってみたい。すでに報道されているように沖縄は山口県岩国や広島と1月9日の時点で「蔓延防止等重点措置」が適用された。例えば昨年12月25日の報道を見ると「沖縄県は米軍から新たに米軍関係者19人が新型コロナウイルスに感染したとの報告があった、と発表した。このうち米海兵隊基地キャンプ・ハンセン(金武町など)は15人で、同基地のクラスター(感染者集団)は計255人となった。」とある。1月9日の報道では首相は「首相、在日米軍の不要外出認めず」と述べたが、詳細は検討中というだけだった。先に述べたようにクリスマスから今日までにおよそ3週間、それまで手をこまぬいていたわけだ。疑いたくはないが、米軍キャンプの出入り口で日本側が出入りする米兵を誰何する位でなくてはまともに守られないだろうと思うのは、筆者だけか?
改めて問いたい。「国は国民を守るか」と。 “現代時評plus《国は国民を守るか?》山梨良平” の続きを読む
昔、「二条河原落書」という秀逸な落書が書かれた。
夜討(ようち)強盗謀綸旨(にせりんじ)
召人早馬虚騒動(そらそうどう)/生頸還俗(げんぞく)自由出家
俄(にわか)大名迷者/安堵(あんど)恩賞虚軍(そらいくさ)
本領ハナルヽ訴訟人/文書入タル細葛(ほそつづら)
追従讒人(ざんにん)禅律僧/下克上(げこくじょう)スル成出者
器用堪否(かんぷ)沙汰モナク/モルヽ人ナキ決断所・・・
「二条河原落書」は鎌倉幕府滅亡後に後醍醐天皇により開始された建武の新政が開始されてから2年後の、建武元年(1334年)8月(建武2年(1335年)8月説も存在、後述)に、建武政権の政庁である二条富小路近くの二条河原(鴨川流域のうち、現在の京都市中京区二条大橋付近)に掲げられたとされる落書(政治や社会などを批判した文)で、写本として現代にも伝わる。 (ウイキペディア) “◇現代時評《近頃巷で流行るもの》片山通夫” の続きを読む
このところ台湾をめぐる情勢が喧しい。台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は1日、新年の談話で最大の懸案である中国について「(中台の)両岸問題の解決には、軍事的な衝突は絶対に避けなければならない」と語った。さらに「中国が状況を見誤らず、軍国主義の拡大に突き進むことも防ぐように注意を促していく」と大人の対応で述べた。 “現代時評《台湾有事》山梨良平” の続きを読む
アメリカのバイデン大統領の呼びかけによるオンライン形式の「」が、12月9日から10日(日本時間)にかけて開かれた。バイデン大統領は世界を民主主義国と専制主義国に二分し、その対立ととらえているように思われるが、現実は同大統領が考えるほど単純ではない。20世紀までに植民地支配をした欧米諸国(日本も含む)の多くは民主主義国であり、逆に植民地支配された国々に専制主義的な傾向がみられるなか、最も注視しなければならないのは植民地支配された国民のもつ屈辱感である。世界の中心軸がアメリカから中国に移りつつある今、その複雑な国民感情がどのように21世紀世界に影響を及ぼすかはまだ見通せない。わかっていることはただひとつ、いたずらに対立を煽ることは火種の元である。 “現代時評《民主主義サミットの危険性》井上脩身” の続きを読む
先日、アメリカ・ケンタッキー州等に超大型の竜巻・tornado が襲った。甚大な被害だった。犠牲者の数は16日現在確定していない。つまりまだ多くの行方不明者がおられるようだ。
そんな中、15日に米大統領が竜巻被災地を視察し「被害は想像を絶する」と絶句したとAFP電が伝えた。その大統領はベースボールキャップをかぶっていた。そういえば前大統領もよくかぶっていた写真を見た。
AFP https://www.afpbb.com/articles/-/3381067?cx_part=top_category&cx_position=3 “◇現代時評《野球帽をなぜ被る?》片山通夫” の続きを読む
幸せなら手をたたこう♪
歌手、坂本九さんはこう歌った。この歌には物語が残されている。その秘話が昨年の8月、東京新聞に掲載された。東京新聞を少し紹介する。
故・坂本九さんが1964年(昭和34年)に歌ってヒットした「幸せなら手をたたこう」。この歌を作詞したのは、61年前にフィリピンを訪れた学生だった。旧日本軍による加害の歴史への贖罪の念と、「苦しみや悲しみを乗り越えて命を尊び、日本人を受け入れてくれた地元の人々に応えたい」との思いがきっかけだった。
この秘話に関しては記事を読んでもらいたい。《旧日本軍による加害の歴史への贖罪の念と、「苦しみや悲しみを乗り越えて命を尊び、日本人を受け入れてくれた地元の人々に応えたい」》という思いが作詞されたきっかけだったとか。 “現代時評《しのび寄る戦争の足音》片山通夫” の続きを読む