現代時評《石破・トランプ会談とガザ所有発言》井上脩身

石破茂首相とアメリカのトランプ大統領は今月7日(日本時間8日未明)、対面で会談し、共同声明で「日米同盟は繁栄の礎」と強調した。私は「繁栄の礎」の対象として「インド太平洋およびそれを超えた地域」としていることに引っかかった。 “現代時評《石破・トランプ会談とガザ所有発言》井上脩身” の続きを読む

現代時評plus《買収ではなく投資》片山通夫

石破首相の訪米でトランプ大統領はUSスチールの買収は「買収ではなく投資」だと米国内の世論をなだめる方向に転じたようだ。しかし報道によると全米鉄鋼労働組合が警戒感「政権や両社から連絡を受けていない」と警戒している。まあこれは米国内の問題だから我が国では大きくはならないのではないか。 “現代時評plus《買収ではなく投資》片山通夫” の続きを読む

現代時評《文字を読まない、書けない》山梨良平

文字を書かない、読まない人が増えてきたと日頃感じていた。そんな折、いささか古い記事で週刊金曜日に田中優子さんの記事を見つけた。
実際に読むのか読まないのかはともかく筆者の近親者にいる若者も読まない。読まないから書けない。一度まじめに筆者は彼らに国語辞典を持って歩いて読むことを進めた。筆者は中学生の頃だったか三省堂の「明快国語辞典」を何度も読み返した。それこそボロボロになるまで…。勿論彼らは明快国語辞典は買わなかった。 “現代時評《文字を読まない、書けない》山梨良平” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その160《戸数制限》渡辺幸重

相模湾に浮かぶ初島(「*and trip.」サイトより)

島では食料生産や生活インフラに限界があることから島内の戸数を制限してきた島があります。静岡県の熱海港沖、相模湾に浮かぶ初島もその一つで、江戸時代から現在まで耕作地や水源、漁獲を島民で均等に分け合う共同体的生活が営まれるようになり、40戸前後の戸数が維持されてきました。「次男以降は島を出て、跡取りがいない家は婿養子をとる」という不文律が脈々と守られてきたのです。 “連載コラム・日本の島できごと事典 その160《戸数制限》渡辺幸重” の続きを読む

◆現代時評《社会不安と大地震の不思議な関係》井上脩身

~阪神大震災30年に思う~

阪神大震災から30年がたった。1990年にバブルが崩壊し、日本経済が低迷しはじめるなか、1995年1月17日午前5時46分、M7・3の地震が淡路島から阪神地方を襲い、6434人の命を奪ったのだった。わが国の近・現代史をひもといてみると、国の形態を変革する歴史的大事件が起きたときや、戦争、政権交代、恐慌など、政治・経済・社会的に混沌としたとき、大地震が発生している。地震は断層がずれ動くことによって起こる自然現象であって、人間社会の事情とは何の関係もないはずだ。なのに、よりによって先行きが不安になったとき、地震が痛打を浴びせるのである。摩訶不思議というほかない。 “◆現代時評《社会不安と大地震の不思議な関係》井上脩身” の続きを読む

現代時評《最近なんとなく殺伐と・・・》片山通夫

ロシアのウクライナ侵攻から始まってイスラエルのガザ攻撃、中国の台湾包囲と脅迫、中国の南シナ海での行動等々。おまけに、この20日に就任するトランプ次期大統領の言動とその言動に同調する人々の群れ。おまけにトランプはカナダやパナマ運河に食指を動かし、グリーンランドを買いたいと言いだした。 “現代時評《最近なんとなく殺伐と・・・》片山通夫” の続きを読む

【609 Studio】email newsletter 2025年1月7日 #1189  

【609 Studio】email newsletter 2025年1月7日 #1189  
──────────────
世界の話題、LAPIZ編集長・井上脩身氏のコラムなど多彩な話題満載!
なおLapizOnlineは609studioと統合いたしました。
また諸般の事情によりサハリンの話題は都合により当面休止いたします。 
購読無料!
───────────────
◆●◆ ご挨拶 ◆●◆
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
───────────────
◆現代時評《住みよい町を今年こそ》山梨良平
───────────────
東京新聞を読んでいたら《大量雇い止め訴訟、東京都が「請求棄却」求める 原
告スクールカウンセラー「専門職としての心理職を軽視》と言う見出しの記事が
目に留まった。(https://www.tokyo-np.co.jp/article/375677 “【609 Studio】email newsletter 2025年1月7日 #1189  ” の続きを読む

新春・現代時評《住みよい町を今年こそ》山梨良平

昨年末に東京新聞を読んでいたら《大量雇い止め訴訟、東京都が「請求棄却」求める 原告スクールカウンセラー「専門職としての心理職を軽視》と言う見出しの記事が目に留まった。(https://www.tokyo-np.co.jp/article/375677)
東京だけでなく大阪など大都会にも時折みられる「行政側の傲慢さ」や「国民軽視」を感じるのは筆者だけか?。例えば石川県も能登半島の昨年元旦の能登半島地震や豪雨などの自然災害に県がどのように立ち向かったかが問われている。これは福島県の東日本大震災や福島の東京電力の災害などから感じられる「地方自治体の傲慢さや国民軽視」だ。 “新春・現代時評《住みよい町を今年こそ》山梨良平” の続きを読む

ご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もよろしく御願い申し上げます。
               2025年1月1日
昨年から色々考えることが多くなりました。

わが身をめぐる時の流れが、瞬く間と言えるほどの速さに戸惑い、はたまた、今やりかけている写真作品の制作の終わりの見えぬもどかしさ。考えてみれば、80年を生きてきたわけです。当然と言えば当然なのかもしれません。昨年から私が80歳になった記念に纏めだした写真があります。大阪の町や神戸の町などを、私にとっては「新しい感覚」で(ホンマかいな?)撮影したものを纏めております。近場で彷徨いながら撮った写真です。今後Web上で順次掲載してゆきますので是非ご覧ください。

大津絵の筆のはじめは何仏 芭蕉

挿絵は鬼が僧衣をまとっている絵で、慈悲ある姿とは裏腹な偽善者を諷刺したものです。鬼の住まいは人間の心の内にあるということで、描かれた鬼の角は、佛の教えである三毒(貧欲・瞋恚・愚痴)いわゆる人々の我見、我執であると言えます。人は自分の都合で考え、自分の目でものを見、自分にとって欲しいもの、利用できるもの、自分により良いものと、限りなく角を生やします。大津絵の鬼は、それを折る事を教え、鬼からの救いを示唆しているとも言われています。