現代時評《NHK考》山梨良平

この夏、電力不足が叫ばれた。笑っちゃいけないのだろうが、「皆様のNHK」は「スタジオの照明を落として(暗くして)」放送していると再三断っていた。黙っていたらわからないのだろうけど、いかにも「深刻な電力不足」を演出しているように思えた。ところでNHKはいったいいくつの電波で放送しているのだろうか?筆者はめったにテレビを見ないのだけど、安部政権時代からの「政権べったり」の姿勢が気になってニュースなどは見るようにしている。 “現代時評《NHK考》山梨良平” の続きを読む

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新刊書紹介

新刊のお報せ《新版 日本の島事典 》編集室



*『新版 日本の島事典』* 上下卷計1,600頁 ¥77,000(税込)
監修・編著:長嶋俊介・渡辺幸重 三交社刊
2022年12月6日刊行予定

27年ぶりの改訂新版で国土地理院地図情報をベースに日本の島嶼(島・岩礁)を精査し、新定義「周囲0.1㎞以上及び0.1㎞未満の名称付き自然島」による我が国の島嶼数を初めて1万5,712とした。本書は、これを基に有人島など歴史的に重要な約2,000の島の「沿革」を著し、都道府県別に無人島・人工島などを含む島嶼の
「現在」を示した歴史的大著である。
上製本、ケース入り、分売不可。
◎内容
・はじめに 基礎データ(島数概要)
・第1部 日本の島々(解説編)
・第2部 島々の歴史(年表編)
・第3部 島嶼県別集計(データ編)

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片山通夫写真集 ”ONCE UPON a TIME”
60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集。1960年代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。ベイルートの重信房子、ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟となったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。
そして時代を映す日本の折々の風景を
モノクロームで描いた作品集。オンデマンド印刷。
全286頁。モノクローム写真239点を収録。
発行 publishing house Lapiz
本体価格 3600円(税込)+送料(370円)
お問合せ・ご注文はメールで。
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◇◇現代時評《四面楚歌の日本》片山通夫

戦術核を使うか、いや、おそらくブラフだろう、まさか使えまい等々様々な思惑が交差している。実際、万一戦術核が使われたら世界は本格的な核戦争に陥るか、プーチンの核でとどまっているかは全く予測できない。それほど世界は馬鹿でもないかもしれないし、何かのはずみで・・・。いやいや、そんなことを考えたくない。 “◇◇現代時評《四面楚歌の日本》片山通夫” の続きを読む

現代時評《満州国建国と重なるウクライナ4州併合》井上脩身

 ロシアのプーチン大統領は9月30日、ウクライナの東部・南部の4州をロシア領に編入すると宣言した。強奪というほかないロシアによるウクライナ領土の併合に対し、ウクライナは反転攻勢を展開しロシア軍を猛攻、ウクライナ戦争は新た局面に入った。岸田首相は10月3日の所信表明演説で「力による一方的な現状変更は許されない」と非難したが、90年前の1932年、軍事占領した中国東北部の満州に傀儡国家である満州国を成立させたのはわが国である。ウクライナ4州併合を満州国建国と重ね合わせると、ウクライナ戦争の今後をうらなう、あるキーワードがうかびあがる。「Iの国」である。 “現代時評《満州国建国と重なるウクライナ4州併合》井上脩身” の続きを読む