SDGsの取り組み


SDGs Sustainable Development Goals
直訳すると「持続可能な開発目標」。地球環境を守りつつ、社会の繁栄を推進するために世界を変えようという運動の骨子となるものです。17の分野の目標から構成され、2030年までの達成を目指し、2015年9月の国連のサミットで全会一致で採択されました。

我が国では持続可能な開発目標(SDGs)実施指針改定版が採択されている。当サイトも自然破壊や気候変動などをはじめ下記のようなテーマを多く扱って行きたい。 “SDGsの取り組み” の続きを読む

現代時評《しっかりしなよ、岸田さん。未解決の問題が山積なのに。》山梨良平

時事通信が伝えた。《改憲「自民党総裁として実現」 岸田首相、国会で異例の言及―施政方針演説》と。つまりはこの9月(自民党総裁任期)までに首相は改憲したいと意思表示を施政方針演説の中で言及した。 “現代時評《しっかりしなよ、岸田さん。未解決の問題が山積なのに。》山梨良平” の続きを読む

連載コラム・日本の島できごと事典 その122《人名制度》渡辺幸重

本島・笠島集落(重要伝統的建造物群保存地区)

瀬戸内海の岡山県と香川県に挟まれた西備讃瀬戸に浮かぶ香川県側の島々が塩飽(しあく)諸島です。ここはかつては塩飽水軍の本拠地であり、戦国時代から明治期初めまで住民自治が行われた地域です。塩飽諸島は全部で28島(うち有人島13)あるといわれ、特に「塩飽七島」と称される櫃石(ひついし)島・与島・本島(ほんじま)・牛島・広島・手島・高見島が諸島の中心をなしています。

塩飽水軍は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の戦いに海の戦力として貢献しました。秀吉の九州攻め(九州平定)では50人乗の船10艘を各船に水主(かこ)5人を付けて差し出し、秀吉の高い評価を得ました。その後も秀吉の後北条氏攻撃に大坂から小田原へ兵糧米を積み送り、また朝鮮出兵(文禄・慶長の役)でも医師や奉行、物資の運送に従事しました。秀吉は1590(天正18)年に塩飽諸島の検地をするとともに塩飽水軍の業績を認め、島中(とうちゅう)の船方(水夫)650人にその領知を認めて自治を認めました。江戸時代は幕府領で、大坂町奉行や大坂船手などの管轄下にありましたが、自治制度として「島中船方領知」は江戸時代から明治初期まで引き継がれました。この水主役を負担する船方を「人名(にんみょう)」と呼び、島の領知権や周辺海域の漁場の権益を人名株、制度を人名制度といいます。ただ、株を持たない漁師らは「間人(もうと)」と呼ばれ、激しく差別されたともいいます。幕末に増加した水夫役の徴用を人名が間人に肩代わりさせ、その費用の一部を負担させることもあったようです。

本島の小阪(旧小坂)地区の墓地に幕末に起きた「小坂騒動」の犠牲者18人の名前が刻まれた小さな石碑があります。移住者が多くよそ者として差別を受けていた小坂の漁師たちは2株の人名株を要求しましたが受け入れられず、1868(慶応4)年、泊地区の勤番所を襲って家々を打ち壊し、この衝突で双方に死傷者が出ました。人名はその報復として他の島々の加勢も得て小坂を焼き払ったといいます。

人名制度は1870(明治3)年に倉敷県が「藩制改革により塩飽の領知高を没収し、朱印状はこれを還納すべし」と命じ、終焉を迎えました。1880(同13)年に2,300円余の一時金が支払われたあとは何の要求も認められなかったそうです。

人名の多くが住んでいた本島の笠島集落には粋を凝らして建てた屋敷が並び、1985(昭和60)年に国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に指定されました。

エッセー《四文字熟語が世界を暴く009》山梨良平

七転八倒(しちてんばっとう)苦痛のため、のた打ち回ること。しちてんばっとう。
⇒現在の自民党の様。特に安倍派の面々。「安倍死して混乱を残す」。そういえば石川のキングメーカー自認のお方、近頃表に出てこないのはなぜ?

鶏口牛後 (けいこう-ぎゅうご)大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。▽「寧むしろ鶏口と為なるも、牛後と為なる無なかれ」の略。
⇒「大」自民党のアタマは無理でも「派閥の長」程度だったら・・・。

Lapizとは・・・。

大変な新年になりました。
地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、被災された方々にお見舞い申し上げます。

季刊誌Lapizはこのサイトに移ってまいりました。昨年までの記事は今年8月末まで現状のままです。過去の記事はこちらで読めます。LapizOnlineへ

Lapiz(ラピス)はスペイン語で鉛筆の意味。
地球上には、一本の鉛筆すら手にすることができない子どもが大勢いる。
貧困、紛争や戦乱、迫害などによって学ぶ機会を奪われた子どもたち。
鉛筆を持てば、宝物のように大事にし、字を覚え、絵をかくだろう。
世界中の子どたちに笑顔を。
Lapizにはそんな思いが込められている。

新聞スクラップ035《 体育館に「おうち」ができた》President Online

体育館に「おうち」ができた…能登半島地震で大活躍する「1棟1万円」の簡易住宅を作った大学教授の使命感
能登半島地震で段ボール製の簡易住宅「インスタントハウス」が大活躍している。組み立ては15分、原価は約1万円で、屋根と扉、窓もついた小さな「家」だ。被災地の子供は「体育館におうちができた」と話しているという。インスタントハウスはどうやって生まれたのか。開発した名古屋工業大学の北川啓介教授に、フリーライターの川内イオさんが取材した――。

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https://president.jp/articles/-/77942

⇒この一本前の新聞スクラップ035に掲載した安部派のキックバック関連ニュースとの違いに唖然。

新聞スクラップ034《 【一覧】安倍派「キックバック」所属99人のうち77人訂正 高額の議員は…収支訂正は3年分 裏金事件の全容は分からず 》東京新聞

写真はイメージ

自民党の安倍派は31日、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、政治団体「清和政策研究会」の2020~22年分の政治資金収支報告書を訂正したと発表した。
訂正した収支報告書では、パーティー収入で不記載となっていた総額は3年分で4億3588万円。問題発覚後の昨年12月時点に所属していた議員99人のうち、確認できただけで77人の政治団体に「寄付」という形で支出したとする追記がなされていた。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/306409

⇒この期に及んで保身、誤魔化しに走る自民党

エッセー《四文字熟語が世界を暴く008》山梨良平

近頃の政治家などに欠けること。

温故知新(おんこちしん) 古いこと研究し新しさ知る。古きを訪ねて新しきを知る。しかし最近の政治家は目新しいことばかりを狙っているようだ。「健康保険証のデジタル化」などと己の能力不足を棚に上げて・・・。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)目的達成へ苦労に耐えること。安直な政治家も多い昨今、このような方は政治家の鏡。。

エッセー《四文字熟語が世界を暴く007》山梨良平

自業自得(じごうじとく) 自分でした(悪い)事のむくいを自分の身に受けること。
⇒昨今の政治家の様を指す。特に自民党安部派とそれに追随する連中の醜いこと。また社会の木鐸たるべきマスコミが・・・。
あえて註:社会の木鐸とは、世の中を教導し、正す人。社会の指導者。多く、新聞記者を指していった。彼・彼女たちもまあ行ってみれば腑抜けだな。

現代時評《山積してる!?》片山通夫

26日から始まった通常国会は「能登半島地震」や「自民党裏金問題」など国民から見れば目を離せない重要課題が論議されるはずだ。いやまだあった。いまだ有耶無耶になって、関係議員がほくそ笑んでいるだろう「旧統一協会問題」も重要課題だ。そもそも外国の宗教団体からの意向を受けて国政をゆがめた自民党とはいったいなんなのか。自己の選挙の勝利のために外国の宗教団体に「身を任せた」政治家たちはいわば国賊ものだ。証拠がないとは言わせない。次の選挙でまっとうな国民が判断する。また一方では「陸自幹部20人、神社に集団参拝 宮古島駐屯地20人が制服で公用車使う 防衛省次官通達に違反の可能性」という出来事があった。安部政権以来、官も政治家もまるで箍(たが)が外れたようになってしまっている。そこには規範も何もない。あるのは低いレベルの文化とも呼べない何かだけである。

それにしても大きな問題を抱えている重要な国会となった。
まず能登半島地震だが先週の現代時評で井上氏が述べられているように、志賀原発は「廃止しかない」と筆者も思う。地震発生以来注意して報道を見ているが、「取放水口の状況」はよくわからない。輪島市の黒島地区は、昔から日本海航路による海運業の発展の中で北前船の船主および船員(船頭や水主)の居住地として栄えた。ところがこの度の地震で驚愕の事実が伝えられた。一本のニュースを紹介したい。 “現代時評《山積してる!?》片山通夫” の続きを読む