現代時評《国民の生命と財産を守る政治》片山通夫

10/4所信表明中の石破首相

【609studio】自民党の石破氏が石破内閣を発足させたとニュースを見ながら、イスラエルが地上部隊をレバノン南部に侵攻させたというニュースも。石破氏にとってはとんでもないスタートだ。何しろ我が国は「米国の植民地」だと言われていて、故安部首相がまだ宣誓もしていないトランプ氏にわざわざ尻尾を振りに行った程の仲らしいから。
おまけに石破氏は総裁選挙前から「日米地位協定」の改訂を公言していた。つまりアメリカとハードな交渉をする気満々だった。そんな新首相の出鼻をくじくように、今度はイランがイスラエルの国内に180発ものミサイルを発射した。(24年10月3日のニュース)
当然イスラエルは報復?するという。かくしてイランも巻き込んだ中東戦争がはげしくなる。石破氏はオイルを中東に頼っている日本が、どのような立ち位置にいるのか理解をしているのだろうが、ロシアとも険悪な状態の中で「アメリカ一辺倒」の日本の立場は非常にぜい弱だ。

今こそ、国際戦争情勢にはかかわらず、能登半島をはじめとする国内事情を最優先すればいい。日本は今な南海トラフをはじめ大災害のただなかにいる。新首相の提唱する「防災庁」なるモノを早急に具体化すべきだ。財務省をはじめ防衛省、総務省(消防庁、公安委員会、消防庁など)の省庁を「防災のため」という目的で英知・精鋭を集めて構成すべきだ。

話は単純明快で簡単だ。マスコミも既に怪しい。政府の広報も怪しい。広報を担当する「企画会社等」も怪しい。・・・と疑ってかかればいい。利権や過去の因習なども怪しい。
もっと単純に考えればいい。「国民の生命と財産」を守るために具体策が必要だと言えばいい。国民に全てをさらけ出して防災容を作ればいい。会議の記録は同時にインターネットですべて公開・記録すればいい。こざかしい理屈は不要だ。

石破さん。「国民の生命と財産を守る」ことに反対する輩(それが女性でも)は排斥・公表すればいい。屁理屈はいらない。変な理屈をつける輩には「あなたは国民の生命と財産を守らなくていいのですか」と逆に問いかけるべきだ。

国民はそんな新首相を望んでいる。
・・・が所信表明演説を聞いて落胆したのは筆者だけか?