SDGs徒然の章《夏の色》中務敦行

【LapizOnline】温暖化で年ごとに暑くなってきました。夏の花「アジサイ」を撮り歩きました。ここにお届けするのは、奈良県大和郡山市の矢田寺と京都・木津川市の岩船寺での撮影です。今年は夏が早く、高温の日が多いので一寸疲れたように感じました。散歩道で見かけた花も、ご一緒にお楽しみください。
いつもの年なら、このあとスイレンなどを撮りに行くのですが、胃に癌が見つかって今年の夏はお休みを頂きます。実はぼくの癌は遺伝性で母は49歳で胃を全摘、それでも94歳まで生きながらえました。祖母は80歳で皮膚癌にかかり、顔に2ケ所三つは眼球に転移して片目をなくしました。それでもぼくがひ孫にあたる長女を抱いて見舞いに行くと「よう見えん!」と眼帯をはずそうとするような明るいおばあちゃんでした。
母方の従兄弟は、どの家系にも癌にかかった人がいましたが、幸いそれで命を落とした人はいません。皆さん早期発見だったのです。
どうか皆さんもおかしいと思ったら、まず病院で診てもらってください。ぼくは60代の後半になって、長時間しゃべるとどうも喉がおかしい。近所の耳鼻科に行くと「一寸腫れています」と吸入の処置をしておしまい。それでも気になって、国立の病院を受診しても同じような診断でした。
後日、行きつけの病院で耳の検査を指示され、診断のあと喉を見てもらうと「あれっ!」という若い医師の声で、何かあることが分かったのです。検査してみると悪性の腫瘍だったのです。このあと胃にも癌が見つかりました。
このあと昨年まで9個のがんが見つかり、内視鏡で手術してきました。この夏さらに胃に見つかり6月下旬に手術を受けました。この間ずっと元気に生活しています。癌は早期発見さえすれば、怖い物ではありません。気になる方は進んで検診を受けて下さい。決して恐ろしいモノではありません。

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