現代時評plus《地道に生きたいものだ。》山梨良平

出入国管理法改定や《「国会が閉じればカネの問題は消える」と自民議員 政治資金規正法改正案、生煮えのまま19日成立へ》。今のうち、つまり数の論理で国会を牛耳ることができる今のうちにとばかりに・・・完全に野党は無論、国民をなめ切っている。東京新聞
安倍一強時代から既に10年。国民は無論野党もそろそろ目を覚まさなければこの国は崩壊する。そうでなくとも少子高齢化が進み、限界集落化どころか消滅都市と言う言葉まで生まれてきている。

一時期世界を席巻した我が国の電気メーカーはサンヨー、シャープなどが消えた。また昨今では電気自動車開発に後れを取っているかのような「ダイハツの品質不正」に始まり「トヨタ」に至るまでほとんどのメーカーの「誤魔化し」は「自動車よ、お前もか」となげくしかない事態を迎えている。
寡聞にして聞かないが、例えばスイスの酪農や精密機械などの工業は日本のような浮き沈みはなさそうだ。外国と地続きで接している国の知恵なのか「綺麗に生きている」ように感じる。日本のように「世界に羽ばたく」という華やかさはないが・・・。

都知事選も派手な戦いになりそう。東京と言う世界で名だたる大都市の知事を選ぶ。都民の皆さん」とに問いたい。地価を含む物価高や交通の便の複雑さ、もっと言えば膨らむ一方の人口など、簡単に言えば東京一極集中が都民の皆さんの理想なのか。ある意味「地方を踏み台」にした虚構の繁栄が都民の皆さんの理想なのか。都民でない国民の目から見れば、決して好ましい状況ではないと思うばかりだ。

知事選がはじまる。
日本の現状と合わせて賢明な判断をしてほしい。