「太田理財局長は民主党政権時代に野田総理の秘書官も務めていて増税派だからアベノミクスをつぶすために、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているんじゃないですか」3月19日、参議院予算委員会の集中審議で安倍擁護の質問に立ったＮＨＫ出身の和田正宗参議院議員の質問だ。
この議場を唖然とさせた質問に「それはいくら何でも・・・」と色をなした太田理財局長の怒りと情けなさに声を詰まらせた。
「愛国は悪党の最後の隠れ家」とはよく言ったもので、この議員も「愛国」を標榜し晋三氏の最大の応援団である極右団体「日本会議」の賛同者だ。
このところ、その愛国も形勢が悪いとみてかどうだかは判らないが、自民党の赤池誠章参議院議員と池田佳隆衆議院議員,青山繁晴参議院議員たちが、国会やその周辺で脱法行為とか馬鹿丸出しの国会質問で時間と金を食って、まともな国民の顰蹙を買っている。
晋三氏は憂鬱である。
麻生財務相は開き直りそうだし、安倍チルドレンと呼ばれる議員たちの馬鹿さ加減丸出しなのだ。
「愛国だのチルドレンって言ったって、まるでバカでしかない。どうしてこんなバカしか集まってこないのだ、ボクちゃんの周りには・・・」
晋三氏は「自らの馬鹿さ加減」をすっかり棚に上げてこうつぶやいた。