第二次岸田内閣が発足した。報道の通り統一教会に世話になったり、献金をもらったりした閣僚をはじめ、親交のあった議員も数多いた。
参照:第2次岸田改造内閣 7閣僚 旧統一教会との関係明らかに
中には「入閣できるなら」とだんまりを決め込んで、入閣が決まった後、自白(?)した閣僚もいたとか…。
岸田首相は完全にメンツを潰された格好だ。自民党内の中からは「改造をなぜこんなに急いだのか疑問だ」という声も聞こえてきた。おそらく統一教会問題が、国葬問題がここまで広がるとは思えなかったのではないか。改造内閣で支持が持ち直すとでも誰かに吹きこまれたのではないか。
ロシアのウクライナ侵攻、北方領土のみならず北海道にまで領有に言及しだしたり、中国は台湾を睨んだまま、緊張状態が続いている現在、統一教会絡みで閣僚や議員があたふたしている状況に国民は厳しい目を向けることになる。
首相はいわゆる身体検査を議員個人の自主点検に丸投げした。時がたつにつれ、教団と議員の関係が明らかになってきた。まだ表立っては出てきてないがおそらく官僚との癒着も早晩おもてに出る可能性がある。毎日新聞は8月13日「国道沿いの看板に【旧統一教会】役所が清掃活動にお墨付き?」と報じた。
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もしかしたらすでにかなり食い込んでいるのではないかと危惧する。
また同じ毎日新聞は《対立候補に中傷ビラ、他人になりすまして投票》と《複数の信者や元信者が毎日新聞の取材に、選挙運動への関与を証言した。時には法律に抵触しかねない行為にも及んだというが、「信仰のためなら怖くなかった」と明かす。》 https://mainichi.jp/articles/20220812/k00/00m/040/277000c
議員、官僚(役所)に長年かけて食い込む目的は何か、我々はマスコミ、汚染されていない議員、政党などを通じて実態と目的を明らかにすべきだ。それには当該教団を精査して宗教法人の法人格を早々に抹消すべきなのかもしれない。自民党は下野して「挙国一致内閣」を組閣し、国会では特別委員会を立ち上げて、早々にこの問題の本質を実態を明らかにするしかわが国は立ち直れないのではないか。何しろ教会に汚染されている議員は現在のところほとんど9割が自民党だという(ジャーナリストで「やや日刊カルト新聞社」主筆の鈴木エイト氏)。汚染されていない自民党議員は黙っていては同罪となる。自民党内部からの改革も重要だ。
最後に。国会議員はカルト宗教の力を借りてまで国会議員になりたいのか?「議員にならなけりゃ政治に関われないのだ」。カルト宗教の手足になるだけの議員でいいのか、この辺がよくわからない。
安倍晋三は「(韓国・ソウルの)国際会議で安倍氏を追悼 旧統一教会の友好団体 」とカルト宗教の関連団体の会議で追悼されたという。安倍晋三の遺族や友人、親交のあった議員達は、旧統一教会の関連団体の追悼をどの様に思っているのだろうか不思議だ。