ロシアのウクライナ侵攻から始まってイスラエルのガザ攻撃、中国の台湾包囲と脅迫、中国の南シナ海での行動等々。おまけに、この20日に就任するトランプ次期大統領の言動とその言動に同調する人々の群れ。おまけにトランプはカナダやパナマ運河に食指を動かし、グリーンランドを買いたいと言いだした。一体何がそうさせたのかわからないが、きっと「大戦前夜」と言うのはこんな雰囲気だったのだろうと思う。そしてお隣・韓国の政変と言うか平時の「大統領の戒厳令」がたった6時間で終了したこと。これは茶番だと思うが深いわけがありそうにない。
いったい彼ら政治家は何をしたいのか、どうなりたいのか。第二次大戦時のナチスが国境をまたいであちこちで声をあげ、武器を携えて走り狂っているのと同様だ。これらは全て最近の情勢だ。プーチンのロシア、ネタニエフのイスラエル、金正恩の北朝鮮、習近平の中国等々独裁者もしくはその一歩手前の人物、まだまだいるようだ。
例えば中国は南シナ海で何をしたいのか。国内的に資源がまだまだ不足しているのか。台湾に食指を動かすのは何も習近平の言う「原則」ばかりではなさそうだ。香港を見ていればわかる。
言論の弾圧がはびこっている。ロシア、アメリカ、中国、北朝鮮などが顕著だ。アメリカは自由の国だというが、注意してニュースなどに接すればそれは見かけだけだと感じる。「いやなら出ていけ」とばかりに移民やマイノリティに暴言を吐くのは決して自由ではない。単に「文句を言うな。俺たちに従え」とマジョリティは言わんばかりだ。
こんな世界に誰がしたのだろう。なぜなったのだろう。