現代時評《不正まかり通った兵庫県知事選》井上脩身

兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏がPR会社に報酬を支払ったことが買収に当たる疑いが浮上、県警や地検が捜査にのりだすことになった。だが、斎藤氏の選挙にメスを入れるべきなのは、むしろ立花孝志氏(「NHKから国民を守る党」党首)が斎藤氏支援のために立候補したことであろう。立花氏は候補者の地位と権利を「斎藤勝利のために最大限駆使した。斎藤陣営は候補者二人分の選挙運動を展開できた結果、111万票もの大量得票を上げたのである。これほど不平等・不公正な選挙はかつて例がない。公明・適正という公職選挙法の精神に反していることは明白だ。斎藤氏の当選は無効であるとわたしは考える。 “現代時評《不正まかり通った兵庫県知事選》井上脩身” の続きを読む