ONCE UPON a TIME[《モルダウ河畔にて》写真・片山通夫

チェコの首都プラハを流れるモルダウ川」にて

「プラハの春」は、ドゥプチェクがチェコスロヴァキア共産党第一書記(1953年から1971年までは「チェコ共和国共産党中央委員会第一書記」と呼ばれた)に選出された時点で始まった。ドゥプチェクによる改革は、経済における一部の地方分権化と民主化を実施し、それによってチェコスロヴァキア国民に権利を付与することを目的としていた。 “ONCE UPON a TIME[《モルダウ河畔にて》写真・片山通夫” の続きを読む

現代時評《ダモイ・トウキョウ》片山通夫

「ダモイ・トウキョウ」表紙(部分)

【 609studio】かつて宇野宗佑という総理大臣がいた。短期の総理だった。宇野宗助という総理よりも外国メディアに「セックススキャンダルが日本の宇野を直撃」(ワシントン・ポスト)などと掲載されると、それが引用される形で日本で話題となった。
この頃から日本のマスコミは「権力に弱いマスコミ力」を発揮していた。この宇野宗佑総理にはあまり知られていない意外な面があった。「ダモイ・トウキョウ」という著作である。この本は宇野宗佑が自身のシベリア抑留の経験をもとに書いたものだ。このコラムの最後に彼の略歴などをリンクしておく。 “現代時評《ダモイ・トウキョウ》片山通夫” の続きを読む