26日から始まった通常国会は「能登半島地震」や「自民党裏金問題」など国民から見れば目を離せない重要課題が論議されるはずだ。いやまだあった。いまだ有耶無耶になって、関係議員がほくそ笑んでいるだろう「旧統一協会問題」も重要課題だ。そもそも外国の宗教団体からの意向を受けて国政をゆがめた自民党とはいったいなんなのか。自己の選挙の勝利のために外国の宗教団体に「身を任せた」政治家たちはいわば国賊ものだ。証拠がないとは言わせない。次の選挙でまっとうな国民が判断する。また一方では「陸自幹部20人、神社に集団参拝 宮古島駐屯地20人が制服で公用車使う 防衛省次官通達に違反の可能性」という出来事があった。安部政権以来、官も政治家もまるで箍(たが)が外れたようになってしまっている。そこには規範も何もない。あるのは低いレベルの文化とも呼べない何かだけである。
それにしても大きな問題を抱えている重要な国会となった。
まず能登半島地震だが先週の現代時評で井上氏が述べられているように、志賀原発は「廃止しかない」と筆者も思う。地震発生以来注意して報道を見ているが、「取放水口の状況」はよくわからない。輪島市の黒島地区は、昔から日本海航路による海運業の発展の中で北前船の船主および船員(船頭や水主)の居住地として栄えた。ところがこの度の地震で驚愕の事実が伝えられた。一本のニュースを紹介したい。 “現代時評《山積してる!?》片山通夫” の続きを読む