現代時評《日本って悲しい国になってしまった》片山通夫
近隣諸国に見放されている気がしてならない。ここで改めて近隣諸国とは?と考えてみる。言うまでもなく、我が国は日本海を隔てて、ロシア、中国、北朝鮮、韓国と隣接している。そして沖縄の石垣島から西へおよそ100キロメートルで台湾である。
その台湾への支持もなんだかあやふや、曖昧模糊とした支持。何しろ中国に気を使っているのだから。きっと貿易関連、アメリカに同調、世界の風潮などが考えられる原因だ。いや、もしかして国際的な流行に乗り遅れるのを恐れたか?
一方、地理的には韓国が最短の隣国なのだろうが、安部政権時代には、嫌韓のオンパレードで書店ではまるで「お祭り」状態。韓国がわが安倍政権のいうこと聞かないので輸出を止めたら、韓国は他の輸入先を探し、挙句は自前で生産するという結果に陥った。これじゃ今まで輸出してきた国内企業は泣きを見ているのではないかと思う。
馬鹿のやることの馬鹿さ加減には驚いた。
北朝鮮とはミサイル騒動や拉致問題、中国とは台湾有事を画策(ホントかな?)していると騒ぎ新疆ウイグルの人権問題に(遠くから)吠える。何しろテロ国家らしい、北朝鮮は。 “現代時評《日本って悲しい国になってしまった》片山通夫” の続きを読む
現代時評《防衛費の増額で思うこと》貝塚次郎
防衛・・・ 他からの攻撃に対して、防ぎ守ること。(小学館デジタル大辞典)
日本国中がワールドカップの日本サッカーチームの大活躍に燃えている時を見計らった様に自民・公明・両予党は、2023年から始まる次期防衛5か年計画予算を、現在の1.5倍の総額40兆から43兆円に増額することを決定したようです。また敵機攻撃能力を保持することも了承しました。
肝心の財源については、増税によって賄うのか、また国債の発行を増やして賄うのかは、まだ決まっていないようです。 “現代時評《防衛費の増額で思うこと》貝塚次郎” の続きを読む
書籍紹介
60年代から撮り続けたドキュメンタリー220点あまりを収録した写真集”ONCE UPON A TIME”は作者の歴史でもある。1960年代のキューバ、「北送」と呼ばれた在日朝鮮人の祖国帰還の新潟港。またベイルート渡った重信房子とパレスチナ難民の生活。ブルガリア、チェコ、ルーマニアなど東欧諸国の民主化や廃墟となったチョルノブイリ、作者のライフワークとなったサハリンの戦後問題。そして時代を映日本の折々の風景をモノクロームで描いた作品集。
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Gallery 609studio《太陽の詩》片山通夫
書籍紹介
■新刊のお報せ《新版 日本の島事典 》編集室
*『新版 日本の島事典』* 上下卷計1,600頁 ¥77,000(税込)
監修・編著:長嶋俊介・渡辺幸重 三交社刊
2022年12月6日刊行予定
27年ぶりの改訂新版で国土地理院地図情報をベースに日本の島嶼(島・岩礁)を
精査し、新定義「周囲0.1㎞以上及び0.1㎞未満の名称付き自然島」による我が国
の島嶼数を初めて1万5,528とした。本書は、これを基に有人島など歴史的に重要
な約2,000の島の「沿革」を著し、都道府県別に無人島・人工島などを含む島嶼の
「現在」を示した歴史的大著である。上製本、ケース入り、分売不可。
◎内容
・はじめに 基礎データ(島数概要)
・第1部 日本の島々(解説編)
・第2部 島々の歴史(年表編)
・第3部 島嶼県別集計(データ編)
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現代時評《杉田水脈に代表される怪物たち》山梨良平
11月9日の参院倫理選挙特別委員会で、月刊誌への寄稿でLGBTなどの性的少数者について「生産性がない」と記した杉田水脈総務政務官にれいわ新選組の天畠大輔参議院議員が質問した。天畠大輔議員も指摘しているが、一連の杉田水脈総務政務官の発言には唖然とする。天畠大輔議員も「単に障がい者の代表として抗議しているのではない。杉田氏や「やまゆり園事件」の犯人で植松死刑囚らの言動は、生身の人間の価値を手前勝手な生産性という尺度で測ろうという考え方に根ざしたものだ。こうした考え方に対して、一人の人間として抗議している。」と述べる。 “現代時評《杉田水脈に代表される怪物たち》山梨良平” の続きを読む