ここ数年、特に安倍政権の間、官界はもとより政界に吹き荒れていた「安倍旋風」が同氏の死亡以降、徐々にではあるが風向きが変わってきたように思える。言ってみれば「吹き返し」である。ここでいう「吹き返し」は無論安倍氏の死亡に伴う風向きの変化だ。特徴的なのは東京地検特捜部が東京五輪組織委清算法人をはじめ、高橋治之元理事の自宅、電通、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲)氏(83)の自宅などに家宅捜索を始めた事があげられる。素直に考えればなぜこのタイミングで?と思えるのだが、これも「吹き返し」の一つなのだろう。 “◇現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平” の続きを読む
暑中お見舞い申し上げます。
暑い毎日が続いております。また北日本では激しい雨に悩まされているようです。相変わらずコロナは我々の生活を脅かし、世の中は旧統一教会と政界の癒着で見苦しい様相を我々にみせております。一方海外に目を向けると、中国は台湾を脅かし、ロシアはもう何か月もウクライナを侵攻しています。
暑苦しい話題ばかりですが、負けずに乗り越えたいと思います。お体を大切にお過ごしください。ご挨拶まで。
現代時評《夏の思いで》片山通夫
小さな漁港が和歌山県にあった。加太港と言った。ある夏、隣接する海水浴場で民泊したことがあった。時期は定かではないが、「南国土佐を後にして」と言う歌が街中を席巻していた。最もボクはかなり後でないと、はやり歌は知らなかった。なにはともあれ、加太の民宿の前にあった岸壁は漁船の溜まり場だった。そして夕日が沈む頃の岸壁は近所の夕涼みの人々が集う場所だった。そんな時あの歌が聞こえてきた。きれいな声で何人かで歌っていた。聞くともなく聞いていたら、歌詞に「薩摩おろしがそよそよと・・・」とあった。 “現代時評《夏の思いで》片山通夫” の続きを読む
monolog《俺のレンズにゃ味がある。002》片山通夫
話はどんどん飛ぶ。最初に使ったレンジファインダーカメラはレオタックス。このカメラは、かつて東京、葛飾区新宿(現柴又一丁目)に存在したカメラメーカーが作っていたという。柴又?!フーテンの寅と同じ生まれ。 “monolog《俺のレンズにゃ味がある。002》片山通夫” の続きを読む
monolog《俺のレンズにゃ味がある 001》片山通夫
レンズとはここではカメラのレンズのことを言う。古いカメラはボクが手にするものは、概して使い物にならない。蛇腹が付いているカメラはたいていその蛇腹の折り目に隙間が空いていて光線漏れを起こす。蛇腹が付いていないカメラはフィルムを出し入れする裏ブタから光線漏れが。おまけにヘリコイドが固くて動かない場合もありピントを合わせるのに苦労する。そんなこんなで古いカメラは選ぶのがたいへんむずかしい。
おまけにレンズもガラスが曇っていたり、カビがあったりしていずれにしても「撮ってみなければわからない」という難しさがある。 “monolog《俺のレンズにゃ味がある 001》片山通夫” の続きを読む
現代時評《鉄道輸送の危うさ》片山通夫
本年6月に防衛省が「自衛隊における鉄道輸送」と言う報告書を出した。
ウクライナの戦線で隣国ポーランド等からの武器弾薬は無論、首都キーウを訪れる西側の要人をはじめ、ポーランドへ脱出するウクライナの人々を輸送する鉄路の重要性に眼を向けた。
詳しくはこちら https://is.gd/YxUpZs
7月31日(旧暦 7月3日)
夏休み真っ盛り。日曜日とあって花火大会が各地で盛んなようだ。
夏休みになると思い出すのが、筆者は子供の頃、いわゆる絵日記なるものを書かされた。毎日である。これはとても無理だと観念してある年「日付と天気」を先に書き入れて、近所の田んぼからオタマジャクシを数匹採って飼ってみた。何日かは所謂観察日記的なものを書いた。しかしオタマジャクシはカエルになる。なったカエルはおとなしく小さな水槽にはいなくて飛び出したようである朝見ていると水槽は空っぽ。
3日ほど「いなくなった」、「帰ってくるかな?」、「帰ってこないので絵日記はおしまい」と書き入れた。8月の絵日記は真っ白。私は真っ青。
・・・。