ここ数年、特に安倍政権の間、官界はもとより政界に吹き荒れていた「安倍旋風」が同氏の死亡以降、徐々にではあるが風向きが変わってきたように思える。言ってみれば「吹き返し」である。ここでいう「吹き返し」は無論安倍氏の死亡に伴う風向きの変化だ。特徴的なのは東京地検特捜部が東京五輪組織委清算法人をはじめ、高橋治之元理事の自宅、電通、AOKIホールディングス前会長の青木拡憲)氏(83)の自宅などに家宅捜索を始めた事があげられる。素直に考えればなぜこのタイミングで?と思えるのだが、これも「吹き返し」の一つなのだろう。 “◇現代時評plus《旧統一教会問題 その1》山梨良平” の続きを読む