抜き差しならないように見える。いやロシアの今のことだ。もっと言えばロシアのプーチンの今のことだ。先日5月9日、世界が注目する中で対独戦勝記念日を祝った。大方の予測を裏切って「ウクライナとの戦争」とか「戦略核攻撃の可能性」とかはプーチン大統領の口からは出なかった。
一方、報道などで伝えられるウクライナでのロシア軍の状況は決して芳しいものではないようだ。
《ロシア軍 将官クラス「7人死亡」報道の衝撃 専門家は「旧日本軍のインパール作戦と似た状況か」》と指摘する向きもある。プーチン大統領のイライラはおさまりうそうもない。 “現代時評《プーチンの誤算》片山通夫” の続きを読む