国は国民を守るか?この基本的な質問に政治家はどの様に応えるのだろうか。今沖縄をはじめ岩国の米軍基地を抱える街ではコロナの惨禍にさらされているといっても過言ではない。
沖縄を例にとってみたい。すでに報道されているように沖縄は山口県岩国や広島と1月9日の時点で「蔓延防止等重点措置」が適用された。例えば昨年12月25日の報道を見ると「沖縄県は米軍から新たに米軍関係者19人が新型コロナウイルスに感染したとの報告があった、と発表した。このうち米海兵隊基地キャンプ・ハンセン(金武町など)は15人で、同基地のクラスター(感染者集団)は計255人となった。」とある。1月9日の報道では首相は「首相、在日米軍の不要外出認めず」と述べたが、詳細は検討中というだけだった。先に述べたようにクリスマスから今日までにおよそ3週間、それまで手をこまぬいていたわけだ。疑いたくはないが、米軍キャンプの出入り口で日本側が出入りする米兵を誰何する位でなくてはまともに守られないだろうと思うのは、筆者だけか?
改めて問いたい。「国は国民を守るか」と。 “現代時評plus《国は国民を守るか?》山梨良平” の続きを読む