現代時評《アフガン》片山通夫

 アフガンが大変なことになっている。米軍のアフガンからの撤退でタリバンが制圧した。タリバンも穏健派がいるようで、なんとなく平和裏に権限移譲されて、以前のように女性に対する圧政的で差別的な事態から抜け出て西欧の規範をアフガンにもたらすような印象を与えた。「アフガン報道官」は中東カタールのテレビ局アル・ジャジーラに「戦争は終結した」と述べ、15日の英BBCの電話インタビューに対しては、「数日のうちに平和的な権力の移行を望む」と述べ、崩壊したアフガン政権や外国軍部隊の協力者に対して「報復はない」とも明言した。 “現代時評《アフガン》片山通夫” の続きを読む