オコナイ
「オコナイ」は今となっては不思議な儀式である。少し前までは当たり前に行われていた祭礼で、不思議と感じるのは何かしらの失ってしまった欠片の多くがあることを、感じることができるからだろう。
Lapiz Online & 片山通夫公式サイト photo:24の瞳映画村
*菅さんの「1日100万人のワクチン接種を目指す」を信じろってのが無理だ。PCR検査の拡充さえ出来なかった人なのだ。医療者への接種もままならず、横浜市の接種予約に200万のアクセスが殺到し、中断しちまったんだぜ。祖父母のために家族総動員しても予約は取りにくいんだ。出来もしないことを吹くなよ。⇒立川談四楼
⇒1日100万回接種、掲げたが 焦る首相、再三の電話
*医療崩壊の大阪で吉村知事や与党・維新に不信感「コロナを軽視していた」
⇒そういえば大分以前に和歌山県知事からの忠告受けてたけど無視したな。
⇒新型コロナウィルス感染症対策(その24) -大阪が心配だ-和歌山県知事
*コロナ特効薬「カモスタット」とは 早ければ5月に治験終了、実際に使用した患者の声は | デイリー新潮
*「バーコード読み取れず」「役立たずのタブレット」…ワクチンシステムに自治体職員の怒り
*モデルナ製ワクチン、日本国内の試験で安全・有効性 5000万回分調達
*ワクチン接種 電話予約始める自治体 10日から着信制限 NTTなど
⇒先進国から比べて致命的に遅れているワクチン接種、電話受付となれば予約が殺到するのは想像に難くないはず。わが国はここまで劣化した‥。
*新型コロナワクチンの接種が進むベルギー、そして世界を見れば
*独、アストラゼネカ製ワクチンを全成人に接種へ=年齢制限撤廃
*コラム:G7で日本だけデフレ再燃懸念、緊急事態宣言の延長とワクチン遅延
*「ベストな」新型ウイルスワクチンは? 簡単に比較できない理由を解説
*ワクチン1回接種で、家庭内感染が半減=英研究 新型コロナウイルス
*中国で金の「爆買い」復活 経済回復の象徴、政府の「脱ドル政策」も
*途上国と先進国に溝、EUと米国に不協和音…ワクチン特許巡り対立三つどもえ
*ワクチン接種予約行う自治体の電話対象、10日朝から通信制限
*菅首相、和泉首相補佐官の”肝いり”コロナ感染者用施設が宙に浮き 血税48億円がパー【現場ルポ】
順不同 210511
(台北中央社)英誌エコノミストが最新刊で台湾を「地球上で最も危険な場所」と指摘したのを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統は先月30日、自身のフェイスブックを更新し、中国の脅威は確かに存在するものの、政府は「考え得る各種のリスクを管理し、必ず台湾の安全を守れる」と強調した。
台湾からのニュースは最近きな臭くなってきた。またフォーカス台湾は「台湾の駐日代表、米大使公邸を訪問 断交以来初」と報じ、一方で「中国が侵攻したら台湾の国家承認を米元官僚がバイデン政権に提言」とも伝えた。
台湾からのニュースはフォーカス台湾
先月菅首相が訪米しバイデン大統領と会談したが成果はあまり芳しくはない。
バイデンにとっては「中国と良好な関係」を当面築けないような中、アジアの同盟国・日本がやってきた。晩さん会ならぬハンバーガーランチもそこそこに台湾防衛の声明を成し遂げたのだから大成功だった。台北は喜び東京は「えらいことになった」とわかっているのか否か…。
何しろ台湾海峡有事の時の「軍事協定」のようなものを菅首相は簡単に、いやもしかしたら、わかってて訪米したのかもしれない。
一方盛んに報道されているのは「台湾パイン」。中国への輸出が90%を占めていたが突然中国が害虫検出を理由に輸入を停止して輸入を打ち切ったのがこの3月。このニュースが報道されると日本ではSNSで「台湾パインを食べよう」という呼びかけが瞬く間に広がった。そして最新の情報では「屏東産パイナップル、日本大手スーパーへの販売量が倍増の見通し/台湾」と文字が躍ってい
る。
地震国日本は大きな地震のたびに台湾や韓国に助けられてきた。特に台湾とは国交こそないが互いに「経済文化代表処(大使館に相当)」を置き、文化・経済だけでなく政治的な窓口になっている。
今更有事の際に「台湾を見殺し」には出来まい。しかし中国との経済的な結びつきも重要だと考える経済人も多いと思われ日本政府も無視できまい。この難しい局面をうまく舵を取るには相当広い見識と決断力・説得力が、日本国民相手だけでなく、アメリカなど関係諸国、そして何よりも台湾に対して必要だ。
そのような政治家がわが国に存在するのか、残念ながらはなはだ疑問である。
手に入るだけの報道を集めてみた。ご参考になれば幸い。 210509
*「インパクト考えると…」吉村知事のコロナ対応 府民が覚えた違和感 | 毎日新聞
「対外的なインパクトを考えるとやはり1000万円の方がよいのでは?」――。
*まだやっとったん大阪“見回り隊” 民間委託崩壊で2億円パア
緊急事態宣言下の大阪府では、GW期間中も連日、「見回り隊」が繁華街をゾロゾロ歩いていた。
*「1日1万人接種は自衛隊次第」河野大臣の”丸投げ”発言に自衛隊から怒りの声
河野太郎ワクチン担当相がテレビ朝日番組「ANNニュース」(5月5日放送)に出演し、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター東京会場で1日1万人の接種について語った発言が大きな反響を呼んでいる。
*西村再生相、平日の出勤者数「大企業にはどれだけ減らしたか開示求める」
*「非常に厳しいのではないか。非常に大きな負担をおかけするのではないか」バッハ会長の来日について橋本会長
*仏大統領「アングロサクソンがワクチン封じ込め」、米英の保護方針を批判 c
*中国における新型コロナワクチンの接種回数が2億8459万5000回に―中国メディア
*菅首相、ワクチン1日100万回接種目指す 来月中に一般接種も
*観光客へのワクチン接種を検討 NY市長、経済復活に向け表明
米東部ニューヨーク(NY)市のデブラシオ市長は6日の記者会見で、市外から訪れる観光客にも新型コロナウイルスのワクチン接種を検討していると明らかにした。
*プーチン氏、ロシア製ワクチンは「カラシニコフ銃と同じくらい」信頼できると
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私が院長を務める太融寺町谷口医院(以下「谷口医院」)では、2月中旬以降、新型コロナウイルス感染症の患者さんが激減しましたが、3月下旬から再び増加傾向にあります。しかし、以前のように「どこからも検査を断られて……」という人からの問い合わせはほぼなくなりました。これはおそらく検査を請け負う医療機関や検査会社が増えたからでしょう。
***++追記++***
210510
新型コロナウイルス感染症情報センター
オコナイ
尾崎神社で撮影
報道を見ると世界の先進国ではコロナウイルスに対するワクチン接種が相当進んでいるように見受けられる。昨年からのこの一年あまり、わが国は一体何をしてきたのだろうと暗澹たる気持ちだ。
例えば「新型コロナウイルスワクチン接種率の推移【世界・国別】」という報告がある。(上記の表)
図は今年の4月29日の報告だ。とにかくほとんど接種されていない。最初に医療従事者に接種するといいながら人口比でたったの2%。思えば政府は2020年4月7日に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」で閣議決定し、これにより布製マスクの一般家庭への配布が開始された。また、マスク配布については、全国の医療機関にサージカルマスクを、高齢者施設や障害者施設や全国の小学校・中学校向けに布マスクをそれぞれ優先的に配布することも決め、予備費約233億円と、2020年度補正予算案に計上した233億円を合わせた計466億円を計上した。
英国在住の作家黒木亮氏の報告によると「英国がワクチンの大規模接種の計画立案に着手したのは昨年1月10日で、まだ国内で最初の感染者が確認されていない段階」だった。河野太郎氏がワクチン担当大臣に任命されたのが今年1月18日なので、ほぼ一年前のことである。
つまりまだワクチンそのものが完成するのか全く不明の時に、英国タスクチームを政府内に結成した。アベノマスクの時代だ。
この夏のバカンス期には米国、英国とEU間の往来も視野に入れている。また台湾は国交のあるパラオとの団体観光往来を再開下のが4月1日。シンガポールや香港との観光往来を構築し、他にニュージーランド、オーストラリア、中国を候補に挙げる。
一方わが国は厚労省のホームページによると5月1日現在《令和3年2月17日から令和4年2月末までの予定》と掲載されている。ところが7月には政府はオリンピックを開催すると意気込んでいる。
今なおワクチン接種率が2%しかないわが国が実際にオリンピック・パラリンピックを開催できるものかは、私に言わせれば全くの夢物語だ。一日も早い撤退の決断を即す。
この一年の安倍政権、菅政権の半年はコロナに関してオリンピック・パラリンピックに関していかに無駄な時間と費用を費やしてきたか。政府関係者は万死に値するといえよう。。
最後にとんでもないニュースが届いた。
《日本のワクチン接種遅れに批判強まる-大量のEU製が承認済みと発覚》
Bloombergが伝えた。
Lapiz2021 夏号は6月1日から LAPIZ ONLINE で掲載いたします。
お楽しみに。
滋賀県には様々な風習・行事(祭)が各地に残っている。「オコナイ」という行事もそうである。主に湖北地方に。その行事はまだ訪れる気配のない寒い時期に行われる。「五穀豊穣と村内安全を祈願して年頭に行われる予祝行事」と言われているようだ。今回から何度かに分けて紹介したい。撮影したのは小谷城跡のある長浜市湖北町。ここは浅井氏の城下町だった。神社庁の記録には次のように書かれている。
古く当村は河毛村と山脇村とともに松島神明宮を尊敬し「おこない」や春秋の祭礼には神酒と鏡餅を新菰に包みにしたものを捧持して山脇を貫流して田川に入る待合川(現松川)で待合せて三村が参拝した。菰包みにするのは雪中の道中の便を考慮した作法で現にこの作法は存続している。尾崎の地名は小谷山の地形から出た名称である。奉斎の年代は明らかではないが、宝永2年の奉額、享保7年の灯籠、安政5年の賽銭箱等が現存する。明治8年神明宮の奉称を現社名に改め同9年村社に加列した。
長浜市小谷郡上町 尾崎神社で撮影