新型コロナウイルス関連報道まとめ#002

*菅さんの「1日100万人のワクチン接種を目指す」を信じろってのが無理だ。PCR検査の拡充さえ出来なかった人なのだ。医療者への接種もままならず、横浜市の接種予約に200万のアクセスが殺到し、中断しちまったんだぜ。祖父母のために家族総動員しても予約は取りにくいんだ。出来もしないことを吹くなよ。⇒立川談四楼
⇒1日100万回接種、掲げたが 焦る首相、再三の電話

*医療崩壊の大阪で吉村知事や与党・維新に不信感「コロナを軽視していた」
そういえば大分以前に和歌山県知事からの忠告受けてたけど無視したな
新型コロナウィルス感染症対策(その24) -大阪が心配だ-和歌山県知事

*全国知事会、ワクチン配送日時の通知前倒しを国に提言へ

*コロナ特効薬「カモスタット」とは 早ければ5月に治験終了、実際に使用した患者の声は | デイリー新潮

*「バーコード読み取れず」「役立たずのタブレット」…ワクチンシステムに自治体職員の怒り

*モデルナ製ワクチン、日本国内の試験で安全・有効性 5000万回分調達

*国内も変異株ワクチン開発に着手 アンジェス、塩野義製薬

*映画館「休業要請なぜ」 舞台は公演再開の告知次々

*ワクチン接種 電話予約始める自治体 10日から着信制限 NTTなど

⇒先進国から比べて致命的に遅れているワクチン接種、電話受付となれば予約が殺到するのは想像に難くないはず。わが国はここまで劣化した‥。

*新型コロナワクチンの接種が進むベルギー、そして世界を見れば

*独、アストラゼネカ製ワクチンを全成人に接種へ=年齢制限撤廃

*ワクチン乱立、世界で14種承認

*コラム:G7で日本だけデフレ再燃懸念、緊急事態宣言の延長とワクチン遅延

*アマゾンの遠隔地にワクチンを届ける ブラジルの挑戦

*「ベストな」新型ウイルスワクチンは? 簡単に比較できない理由を解説

*ワクチン1回接種で、家庭内感染が半減=英研究 新型コロナウイルス

*米外交公館のコロナ感染が悪化、200人以上に インド

*中国で金の「爆買い」復活 経済回復の象徴、政府の「脱ドル政策」も

*6月韓国開催のサッカーW杯2次予選 北朝鮮が不参加を通知

*途上国と先進国に溝、EUと米国に不協和音…ワクチン特許巡り対立三つどもえ

*ワクチン接種予約行う自治体の電話対象、10日朝から通信制限

*菅首相、和泉首相補佐官の”肝いり”コロナ感染者用施設が宙に浮き 血税48億円がパー【現場ルポ】

                            順不同 210511

 

◇現代時評《台湾からの報道を垣間見る》片山通夫

(台北中央社)英誌エコノミストが最新刊で台湾を「地球上で最も危険な場所」と指摘したのを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統は先月30日、自身のフェイスブックを更新し、中国の脅威は確かに存在するものの、政府は「考え得る各種のリスクを管理し、必ず台湾の安全を守れる」と強調した。

台湾からのニュースは最近きな臭くなってきた。またフォーカス台湾は「台湾の駐日代表、米大使公邸を訪問 断交以来初」と報じ、一方で「中国が侵攻したら台湾の国家承認を米元官僚がバイデン政権に提言」とも伝えた。

台湾からのニュースはフォーカス台湾 

先月菅首相が訪米しバイデン大統領と会談したが成果はあまり芳しくはない。
バイデンにとっては「中国と良好な関係」を当面築けないような中、アジアの同盟国・日本がやってきた。晩さん会ならぬハンバーガーランチもそこそこに台湾防衛の声明を成し遂げたのだから大成功だった。台北は喜び東京は「えらいことになった」とわかっているのか否か…。
何しろ台湾海峡有事の時の「軍事協定」のようなものを菅首相は簡単に、いやもしかしたら、わかってて訪米したのかもしれない。

一方盛んに報道されているのは「台湾パイン」。中国への輸出が90%を占めていたが突然中国が害虫検出を理由に輸入を停止して輸入を打ち切ったのがこの3月。このニュースが報道されると日本ではSNSで「台湾パインを食べよう」という呼びかけが瞬く間に広がった。そして最新の情報では「屏東産パイナップル、日本大手スーパーへの販売量が倍増の見通し/台湾」と文字が躍ってい
る。

地震国日本は大きな地震のたびに台湾や韓国に助けられてきた。特に台湾とは国交こそないが互いに「経済文化代表処(大使館に相当)」を置き、文化・経済だけでなく政治的な窓口になっている。

今更有事の際に「台湾を見殺し」には出来まい。しかし中国との経済的な結びつきも重要だと考える経済人も多いと思われ日本政府も無視できまい。この難しい局面をうまく舵を取るには相当広い見識と決断力・説得力が、日本国民相手だけでなく、アメリカなど関係諸国、そして何よりも台湾に対して必要だ。

そのような政治家がわが国に存在するのか、残念ながらはなはだ疑問である。