「年内に朝鮮戦争の終戦宣言を行い、休戦協定を平和協定に転換するため南北米、または南北米中の首脳会談を推進することで合意した」とは、韓国聯合ニュースの記事である。そこには、我が国の名前はない。部外者なのである。
まして年内に終戦宣言だとか平和協定だとかは晋三氏の想像力をはるかに超える出来事なのだ。
晋三氏は呟いた。
「世界は彼らを中心に回っている。ボク悲しい」
しかし「悲しいボク」はその中心どころか、蚊帳の中にも入れてもらえないのだった。
所詮、部外者なのだ。国内は忖度してもらえても、国際社会ではそれはない。