行くの行かないのと散々迷った(??)挙句、結局開幕式に参加した安倍首相。かのl国の大統領に「米韓軍事演習」をオリンピック・パラリンピック終了後に再開するよう即した。聯合ニュースが《安倍首相 韓米軍事演習「予定通り実施を」=文大統領「内政問題」と反発》とある。
その翌日、北朝鮮の代表団と会った文大統領は北朝鮮の金正恩委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長から《正恩氏 文大統領に早期の訪朝要請=南北改善の意思示す親書》を受け取った。平壌で会いましょうということだ。むろん文大統領は少なくとも今親書を受け取ったということであり、平壌訪問の環境を整えるということだ。
そして同通信は11日になって《米ホワイトハウスの関係者は10日(米東部時間)、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪朝を要請したことについて、「北朝鮮に対する統一した対応を巡り、韓国側と緊密に連絡を取っている」と明らかにした。聯合ニュースの書面での質問に答えた》と報じた。
この《韓国側と緊密に連絡を取っている》という意味は今後の展開を待たねばならないが、ペンス米副大統領がたった5分でレセプションを抜けだしたというニュースに驚きを隠せない。彼は安倍首相とそれこそ「緊密に」意見の一致をみて安倍首相曰く「一層の圧力を」とおうむ返しに伝えたようである。