◆現代時評《自民党は最悪の選択をするのか》:片山通夫

暑い夏もそろそろという季節になってきました。しかしわが国の政治はなお混とんとしているようです。いや激しく『劣化』しているようだ。

先週の参議院で民主党の連坊氏の質問に安倍首相がまた品のない野次を飛ばした。

《安倍首相:今度のやじは「まあいいじゃん」 直後に撤回》とは毎日新聞の記事。普通に考えて自らが必死の覚悟(?)なのかどうかは知らないが、提出した法案、それも憲法解釈まで勝手に変えて出した重要法案なのだ。その重要法案を審議をしている参院特別委員会の席上でのことだ。

以前にも安倍首相は同様の品位に欠ける野次を飛ばしている。すこしあげてみる。

「日教組」とは、民主党の玉木雄一郎衆院議員の質問中。砂糖の業界団体の関連企業から、西川公也農林水産相の政党支部に献金があった問題を巡り、西川農水相が答弁。その時突然「日教組」と野次った首相。また民主党の辻元氏に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばし、抗議を受けて陳謝したこともあった。

まるでチンピラやくざのいうような品位に欠ける野次としか言いようのない。これが世界第3位の経済力を誇る国の首相だというのだから救いようがない。(チンピラやくざが気を悪くする?)ちょっと外国の元首や首相と比べてもらいたい。

その安部首相が9月の自民党総裁選挙で《無投票再選》される見込みだという報道があった。一体何が自民党の中で起こっているのか、実態はうかがい知れないので、わからないというのが実感だが、実に情けない状況だと断言したい。

考えてもみてもらいたい。自民党の総裁はイコール日本国の首相と言うわけなのだ。この状況がまだまだ続くということになる。情けないという意外他に言葉が見つからない。

およそ品位に欠ける首相なんて恥ずかしくて「顔を挙げて表(外国)を歩けるか?」

まして「憲法軽視」して「解釈変更」をぬけぬけと行う輩なのだ。都合のよい時は憲法に定められているとか、都合が悪くなれば「情勢が変化して」とか・・・。一体どこに法の安定性が担保されているのか。

そんな総裁(=首相)を無投票で選ぶという暴挙を自民党員は黙ってみているのか。あの鉄の団結を誇っている創価学会内でも、漏れ聞くところによれば公明党のあるべき姿に批判している人々がいるという。アベノミクスとやらの経済政策も最近はとんと安部首相の口からは聞こえてこない。つまりこれも表に出せない状況なのだ。

およそ国民の負担を軽減するのが政治だ。負担を増やしてどうする?

自民党はそろそろ眼を覚ますべきだ。

【重要参考】

福島みずほさんの「どきどき日記」にこんな記事が書かれていましたので紹介します。

福島みずほのどきどき日記

安倍総理の奇妙なレトリック