現代時評プラス《メルケル首相、ラブロフ外相そして安倍首相 》片山通夫

昨11日の毎日新聞は次のように伝えた。

ドイツのメルケル首相「米国と北朝鮮の対立に軍事的な解決策はない」「ドイツは軍事的でない解決策に積極的に関与する

  ロシアのラブロフ外相「軍事紛争の危機が高まっている」「より強く、より賢い方が先に危機を回避するための一歩を踏み出すべきだ
これは無論米朝の緊張に関したコメントである。至極まっとうな意見だしそうあるべきだ。両国とも水面下で米朝両国と必死の説得を続けていることと思われる。そうでないと「口先だけ」のコメントにしかならない。
メルケル首相の「軍事的でない解決策に・・・」という言葉に、光を見出したのは筆者だけか?ラブロフ外相の「より強く、より賢い方が先に危機を回避するための一歩・・・」という言に、理性と寛容を持つべきだという聡い思考を見た。

それに引き換えわが国の総理は、父の墓参り時に「国民の生命と財産を守るために・・・」と、とりようによっては「戦争も辞さない」と言ってるようにも聞こえたのは筆者だけか?

残念ながら、ドイツ首相の器までは思いもよらないまでも、せめてロシア外相のいう「より強く賢い方は危機を回避するべき」とトランプ大統領に電話でもすれば?「国民の生命と財産を守る」ために…。