◇現代時評《仕事人内閣発足!》:片山通夫

安倍首相が凋落一途の政権の浮上を掛けて3日に内閣を改造した。しかし残念ながら大方の見方はあまり芳しいものではなさそうだ。
まず朝日新聞を見る。「本命に断られ…文科相「なんで俺?」 内閣人事の舞台裏」という見出しでわかるように、首相意中の人に断られた経緯も詳しい。 「閣僚として入ってもらいたい。ポストは後で伝える」。これは河野太郎にかけた言葉だとか。結局2日深夜になってようやく「外相」と言う言葉が首相から出てきたようだ。

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次に政府側に立った報道で鳴らした読売新聞だが《首相「謙虚に、丁寧に」…改造内閣が本格始動》とやはり好意的だ。《国家戦略特区による学校法人「加計かけ学園」の獣医学部新設を巡る問題などで国民の不信を招き、内閣支持率が低下したことから、「経済再生」などの政策課題に着実に取り組む》と伝え、経済問題を真正面に取り組む姿勢を伝えた。

しかしながら、そこには山積する《安倍首相絡みの諸問題》に関する分析は見られなかった。

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政府広報紙としてのポジションをしっかりとキープしている産経新聞は《安倍晋三首相「謙虚に丁寧に結果を出していきたい」 第3次安倍第3次改造内閣本格始動》とまずは読売同様無難なスタートを切る。

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最後に東京新聞だが《「加計」「日報」残る疑惑》と題した記事を掲載している。そして《首相は会見の冒頭、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題、南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題に触れ「国民から大きな不信を招いた。深く反省し、おわび申し上げたい」と陳謝した》と伝えた。

また記事末には課題を抱える大臣に問いかける形で問題を列記した。中でも「共謀罪の擬態的な運用=法相」、「増え続ける核のゴミと原発問題=経産相」、「日報隠ぺい問題とシビリアンコントロールの確保問題=防衛相」、そして「森友・加計問題を抱える文科相と地方創生相」などなど。

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ざっと新聞を読んでみると、一般的な報道に尽きるようだ。まだどのように運営されるかわからない部分もあるのだ。

しかし、ネット上では「頭(総理)を変えなくては・・・」、「安倍首相は反省を口に10秒ほど頭を下げたそうだが、今さら頭を下げても遅すぎる。第3次安倍内閣の大臣たちが昨日2日発表された。崩壊寸前の泥船の出帆、風も吹かず手漕ぎ筏みたいで、空しさが漂う」、「内閣改造で五輪担当相として入閣した鈴木俊一氏、なんと174万円分のガソリンを一日で給油していた。これもう聖火爆発するやろ」、「頭下げるより、文書出して 記録出して、証言させ、積極的に疑惑を晴らせばいいのに、それがなんでできないんでしょうね?」

「頭下げるより、文書出して 記録出して、証言させ、積極的に疑惑を晴らせばいいのに、それがなんでできないんでしょうね?」

これには筆者も激しく賛同!
さあ「仕事人内閣!手始めはこれだ」。