現代時評プラス《支持率急落》:片山通夫

「記憶にない」と言うフレーズを連発する官僚たち。あやふやな説明に終始する与党。はたして国民は彼ら政府側の「丁寧な説明」を理解しただろうか?いや、理解できたのだろうか?

少し前になるがイギリスのBBC放送がこんな記事を掲載した。

《安倍首相は今週、長年の友人に手を貸すために政治権力を利用したのではないかとの疑惑をめぐり、衆参両院で厳しく質問されている。安倍氏は潔白だと主張しているものの、根強い疑惑は同氏の政治生命を脅かしかねない。安倍首相はこれまでも、幾度となく危機を乗り越えてきた。短期間で終わった1度目の首相就任を経て、安倍首相は2012年、長年続いた経済の停滞を脱するとの大々的な公約をもって権力の座に就いた。安倍氏はつい最近まで、2018年に3期目となる自民党総裁選に立候補し勝利すると広くみられていた。3期目には首相在任期間が戦後で最長となる。何がきっかけだったのか支持率の急落は、最近の一連のスキャンダルと、安倍氏がそれをどう対処したかに起因している》
BBCの記事へ

24・5日の国会閉会中審査で、これらの疑惑を払しょくできたのかは今のところ不明だ。この2日間の状況を見て、国民がどのように判断するかが、今後の安倍政権の運命を握っている。それにしても「記憶を失った官僚」や「丁寧な言葉」でごまかす安倍首相の態度は決して同情も賛同もできないのではないか。

支持率はますます落ちると見たがいかがなものだろうか?