[:ja]現代時評《品格》:片山通夫[:]

[:ja]品格と言う言葉がある。蛇足だとは思うが、まず辞書の解釈を紹介したい。
「品格」:その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。「品格が備わる」出典:デジタル大辞泉 ほかの辞書でもその意味に大差ない。 最近の政治家にこの「品格」と言うものが備わっていない事例が多きみられる。先週も「民進党の議員が防衛省の役人を《恫喝した》と指摘」されて謝罪していたというニュースが流れていた。他にも「品格」を疑うような政治家の言動が昨今目立つように思える。

その最たるものが安倍首相夫妻だ。

あの9億だか8億だかの国有地をただ同然に手に入れて、教育勅語を園児に唱和させるという、ウルトラ級の右翼幼稚園・森友学園のスキャンダルに、少なくとも安倍首相夫人が、こともあろうに新設されるという小学校の「名誉校長」になっていた。

国会で問題になり、さすがに居座ることができず、同園のHPからその挨拶は削除されているようだ。つまり「問題になってきたから隠した、もしくは辞退した」ということだろう。削除されたあいさつ文は次の通り。

籠池先生の教育に対する熱き想いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました。瑞穂の國記念小學院は、優れた道徳教育を基として、日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます。 そこで備わった「やる気」や「達成感」、「プライド」や「勇気」が、子ども達の未来で大きく花開き、其々が日本のリーダーとして国際社会で活躍してくれることを期待しております。

2月24日のWeb記事から

*2015年の産経新聞記事によると「昭恵夫人は、昨年4月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。さらに、籠池園長から『安倍首相ってどんな人ですか?』と問いかけられた園児らが「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。『ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます』」

*7日前、首相は「妻が『森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしい』と言ってる」と発言し、本日、首相は「妻が『教育者としてはいかがなものか』と言ってる」と発言する。

*数日前の国会答弁では、籠池を自分の主張に近い人と褒めチギリ、事態がヤバクなると舌が乾かぬうちに、教育者としてどうかと思うと切り捨てる!そこに見えるのは自己保身の為ならどんな嘘でも平気でつく安倍愚士の典型的な詭弁術が丸見えです!反吐がでますな、その厚顔無恥ぶりに!

*お金の問題のみならず問題なのは、現代において近現代な過去の思想や軍歌を歌うような「カルト集団」を支援しているのが現政府だということ。例えば世界ではネオナチと言われるものを、いまの政権が公然と支援してること、大問題です。
安倍応援団のような産経新聞は
「森友学園」開校予定の小学校名誉校長、安倍昭恵夫人が辞任 首相「断っているのに名前使われ遺憾」と抗議とあって、実に冷静に、国会答弁をしたかのように、淡々と報じている。
ともあれ、このような巨額の国有地を、差し引き無料に近い形で「払下げ」すると言うことはあり得ない話なので、政権は「李下に冠を正さず」の精神で、検察を動かして、この問題を「徹底的に」捜査させるべきだろう。おりしも、法相は、防衛相とともに「しどろもどろの答弁」を続けている状況だ。「指揮権を発動して」膿を出すべきだろう。そうすれば、安倍首相への見方も激変して「品格も備わり」、彼自身の夢である「長期政権」への展望も開けるのではないか。
まあ無理だろうと思いながら、この稿を書いているのだが…。あの首相には残念ながら「品格以前に度胸も思慮もない」ように見受けられるのは、筆者だけなのか。[:]