[:ja]現代時評+(プラス) 《公的年金をアメリカに献上?》:片山通夫[:]

[:ja]アメリカのトランプ大統領が矢継ぎ早に「選挙中に叫んだ公約」を実行に移すため、大統領令を乱発している。メキシコとの国境に壁を作るという大統領令にサインしたかと思うと、次にメキシコに「軍隊を送る」と恫喝している。
 何でも《「あなたの国には悪いやつらがいる。だが対応は十分でなく、あなたの軍は(犯罪者に)おびえているようだ」と指摘し、「我々はおびえない。問題を解決するために、軍を送るかもしれない」と述べた》AP通信電を毎日新聞が伝えた。

そんな中、今日2月3日の朝日新聞が《安倍首相が「日米首脳会談に向け、政府が検討する経済協力の原案が2日、明らかになった。トランプ米大統領が重視するインフラへの投資などで4500億ドル(約51兆円)の市場を創出し、70万人の雇用を生み出すとしている。日米間の貿易不均衡を批判するトランプ氏に10日の会談で示して理解を得たい考えだが、日本の公的年金資産の活用をあて込むなど異例の手法だ。」》と言う記事が掲載されていて目をむいた。

我が国の景気が一向に良くならない中で、失業者、保育園不足、奨学金の返済にあえぐ社会人、生活保護家庭の増加、老人医療費の重圧などなどの社会問題が山積している我が国の状況の中でどこにそんなお金があるのかとよく読んでみれば「公的年金を原資に」する予定だと…。

開いた口が塞がらないとはこのことだ。
よその国の懐に手を突っ込んで、「アメリカファースト」と叫んでいる独裁者にどうして公的年金から迄「献上」しなければならないのか、理解できないし、だれが責任取るのか、いや責任を取れるのか。

一体どうなったのか、この国は。[:]