コラム《戦争は恐ろしい!》:片山通夫(写真も)

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、北朝鮮の5回目核実験後に開いた最初の閣議で、「政府と軍は韓米間の軍事協調態勢を一層緊密に維持し、北がわれわれの領土に向け核を搭載したミサイルを一発でも発射するならその瞬間に北の政権を終わりにするという覚悟で、高度の報復態勢を維持してほしい」と呼びかけた。北朝鮮の核の脅威が迫る状況で、韓国自らもより実効的に対応していく必要があるとした。

_0011662 _0011675 _0011689 _dsf3372 こんな報道がソウルから届いた。戦慄を覚える。韓国は今も「戦争状態」にあるといことを再認識した瞬間だった。我が国の政治家たちの「軍事オタク」程度ではありえない悲壮な覚悟が韓国と言う国にはある。

ソウルからたった50キロもない北側では同じ民族が憎悪をむき出しにして牙を研いでいるのだ。

こんなこと言いたくもないが、被災地を行くのにおんぶしてもらわなければならない政府高官とはおよそその覚悟が違う。

と言っても、筆者は決して戦争を臨んでいるわけではない。中国や韓国そしてロシアなど、北朝鮮の周辺諸国、そして西側で北朝鮮と国交を持っている国々を結集して、平和的に北朝鮮と向き合う方法を模索してはどうかと考える。

それには日本が「中立的な立場」をとる必要がある。安倍政権ではおよそ無理な話だが。そして欺瞞に満ちた思いをしている北朝鮮をほぐすにはどれほどの労力と時間が必要なのか。

そういう方向に日本が向けば「安倍首相のノーベル平和賞」もあながち夢ではないかもしれない。

対立することはたやすい。しかし融和することは至難の業だ。