現代時評+《トランプ大統領誕生》:片山通夫

20日はトランプ氏がトランプ大統領になる日だ。様々な反感を買うような言動で一躍有名になった同氏は、実は、いやおそらく世界で最も用意周到な男ではないだろうか。

ロシアからもEUからもある意味、軽蔑のまなざしで見られていても、動じることのない男を演じることができる。成功した実業家の側面を随所にちりばめた交渉力は、もしかしてトランプ大統領の将来の成功を約束するものなのかもしれない。

政界に巣くう過去からの経験やしがらみをぶっ潰し、社会の常識からかけ離れた言動を臆面もな九出来るトランプ大統領は、もしかして「新しいタイプの大統領」になれる可能性を秘めているのかもしれない。そしてこんな《夢》を持った人々が、彼を大統領にまで押し上げたのだろうか。

しかしトランプ大統領の「過去の言動」はいただけない。品位を保って「旧弊をぶっ壊わし」てもらいたいものだ。

トランプ時代がはじまる。

現代時評《真珠湾演説の問題点》:井上脩身

安倍晋三首相は12月27日(日本時間28日)、オバマ大統領とともにハワイの真珠湾を訪れて戦没者を慰霊し、「私たちを結びつけたのは和解の力」と演説した。マスコミ各社は「歴史的な和解の終着点」とおおむね好意的評価だ。だが、戦後一貫してアメリカのいいなりになってきた日本は、十分過ぎるほど「和解」してきたはずだ。戦没者慰霊にけちをつけるつもりはないが、わが国にとって最重要課題は太平洋の安定化である。アメリカに対してのみ過度な和解にのめり込むことは、結果として中国、ロシアとの関係の不安定化につながり、緊張を高めるだけである。
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【609 Studio】メール・マガジン 2017年1月17日 No.794

お詫び:明日発行予定のメールマガジンが一部本日の発行となってしまいました。
◇現代時評《生前退位》:片山通夫
◆《News Digest》:609studio編集部
◇◇ニュースな一口メモ 【メキシコ国境の壁】
トランプ次期米大統領は11日の記者会見で、大統領選中から訴えてきた、メキシコ国境での壁建設について、「我々は壁を造る。私は待ちたくない」と語り、大統領に就任後、早期に壁建設に関する作業を始める意向を明らかにした。朝日新聞が伝えた。
⇒この方、本気なんだ。ならばTPPも!?ついでに原発もやめればいいのに…。
勿論、戦争も・・。
◇日本のニュース世界の話題
◇ロシアからのニューズ
◆編集長から:片山通夫

 

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